私の大好きな東照宮、
あの、華やかさ、緻密さ、
これからの社会までも表現した彫刻、
何度見てもいいですね。
と言っても、
ほとんど行けていないのが寂しいです。
今回行われた「平成の大修理」の最初の頃に、
壁のパネルを外した時に見つかった、
鶴の絵とかを見に言ったのが最後です。
その工事も無事終わり、
本日竣工です。
おめでとうございます。
下野新聞にも見開きで、ドーンと
写真が掲載されています。
IMG_1086.jpg
こんなに大きな写真珍しですね。
この記事、実は当社も協力させていただいています。
IMG_1087.jpg
小さくて見にくいですが、
エスホーム、と会社名も掲載していただきました。
ちょうど、真ん中あたりです。
「株式会社」は、固い印象になるので省いていますが、
まさしく当社です。
ただ、一番驚いたのはここではありません。
これからです。
もう写真は撮れるんだ、
と思っていたら、違いました。
なんとこの写真、
いえいえ、写真ではないのです。
なんと、CGなのだそうです。
今回の記事で一番驚いたのがここです。
その説明も掲載されていました。
IMG_1089.jpg
ちょっと、読みにくいので書きます。
「本誌面は、除幕前に撮影ができないため日光東照宮の国宝「陽明門」を、三次元計測ならびに高精細撮影し、それらのデータを活用して日光東照宮と凸版印刷株式会社が共同で製作したバーチャルリアリティ作品『日光東照宮 国宝 陽明門』と使用しています。
 500体以上の彫刻をデジタル化、通常は高所にあるために見ることが困難な彫刻も、細部まで確認することができ、高品質で通常は見ることができない空間の再現をしています。」
だそうです。
新聞という大きな紙面で見ても、細かい細工が見て取れます。
凄いですね。
そういえば、
私がオーストラリアでホームステイした時に
持って行ったのが
「陽明門」のペーパークラフトでした。
ホームステイ先の人がなかなか作らないので、
我慢できずに私が作りました。
結構複雑で、少しゆがんでいましたが、
そちらも無事竣工しました。
ニュージーランドにいた時にも、
「海外の教科書に、日光は出てくるよ」
と言われて、嬉しかったものです。
そのようななわけで、
結婚式も東照宮で挙げました。
社務所は丹下健三さんという言葉にも惹かれてしまいました。
何よりも、
海外から戻ってきて見た
東照宮の石垣と灯篭の美しさ、
日光に感動した事を
今でも覚えているのです。
もう、20年にもなるのですが。
これからも、
栃木県の象徴的な建築物として
大切にしていきたいですね。