例えば、
・ ジャスティン・ビーバー
・ ジョージ・クルーニー
・ レディ・ガガ
・ アン・ハサウェイ
・ ビヨンセ・ノウルズ
・ マドンナ
・ ユマ・サーマン
・ リアーナ
・ ウォン・カーウェイ
・ ジャン=ポール・ゴルチエ
このような人たちが出ている、
それも本音で話している映画があったら、
見たいと思いますか?
その映画がこれ!
「 メットガラ 」
DSC01573のコピー
プログラムで、黄色のドレスを纏っているのがリアーナです。
映画ですが、本当のドユメンタリー。
それも、メトロポリタン美術館で、一年に1回開催される
世界最大のファッションイベント「 メットガラ 」を追いかけます。
単純なドキュメンタリーと違うのは、「 メットガラ 」とは、ただの宣伝的な催しではなくて、
美術館を運営するためのチャリティのイベントのためです。
そのチャリティに参加している人が、
先にあげた人達。
これらの名前を見ただけで、
どれだけ凄いイベントか、想像できますね。
チャリティなので、資金集めが目的なのですが、
その資金の使い道が、服装のコレクション。
服装のための資金集めですから、主催者も凄い!
あの、「VOGUE」のアナ・ウィンター!!!
と言ってもわからないかもしれませんが、
映画「プラダを着た悪魔」のモデルになった人といえばわかるでしょうか?
「プラダを着た悪魔」は、このアナ・ウィンターの下で働いていた人が、
勝手に本にして、映画化もされてしまったそうなのです。
そのことについても、この映画でコメントされています。
落ち着いて、大人のコメントをしていますよ。
美術館側の人として動くのがアンドリュー・ボルトン。
黒縁のメガネをかけて、電話ボックスに入れば
スーパーマンになりそうな雰囲気。
今回の「 メットガラ 」のメインの展示が「中国」の服装。
中国とは、政治的にも、歴史的にも色々とあり、
展示方法を決めるのにも大変です。
そこに、アドバイザーとして出てくるのが、映画監督の
 ウォン・カーウァイ
服装を展示するのに、
力の入れようが違います。
ただ、キレイで見やすいだけでは無いのです。
そんなこんなで、まさにセレブが集まるイベントが開催されます。
500〜600人程呼ばれるようですね。
あくまでも招待なので、
アナ・ウィンターに嫌われている人は、行けません!!
そして、一人の参加費が25,000ドル!!
え〜と、日本円でいくらくらいでしょうか?
274万円、ほど、です。
桁を3つか4つ、間違えていないかな〜、
なんて思える金額ですが、
それでもプラチナチケットなんです。
当然ながら、ここにくる方は華やかな衣装をまとって、
たくさんのカメラマンがいるレッドカーペットの階段を
登っていきます。
ちなみに、H&Mの2人も呼んだようですが、
「地味な服で来ないように、伝えておいて」
って、アナ・ウィンターが言っていたりして。
この映画をみて感じるのは、
セレブ、
ショーアップ、
中国への配慮
そして、服装への想いです。
なんじゃこりゃ!
という服も出て着ますが、
「う〜ん!美しい!!!」
という瞬間も、たくさん出て来ます。
ドキュメンタリーと言うと、
映画館に行くのをためらうかもしれませんが、
ぜひ、映画館で見て欲しかった作品です。
欲しかった、と言うのは、ヒカリ座でやっていたのですが、
9月1日で終わってしまったのです!
ギリギリで見て来ました!!
DVDになるかもしれませんので、
服装を好きな人も、
そうで無い人も、
ぜひ見てくださいね!
ちなみに、2017年は
「川久保 玲 / コムデギャルソン 間の技」
が開催されたようです。
日本も注目されているのは嬉しいですね!