「ハザードマップ」と言う言葉はご存知ですか?
災害が起きた時、どのくらいの被害が広がるかを示した地図です。

県や市が調査して、公開しています。

その「宇都宮版」が、2019年1月に書き換えられました。

田川が氾濫すると、2万戸に被害が!

今回は、宇都宮市の中心を流れる「田川」の近辺を見直しています。

ハザードマップの一部が下の地図です。
お分かりになりますか?

宇都宮ハザードマップ 広域
宇都宮ハザードマップ 広域

上の方が、宇都宮駅周辺です。
下の方が、インターパークです。

田川の氾濫は、西はJR東北線から、東は新国道4号線の間を予想しています。
かなり広い範囲での被害を予想していますね。

というのも、今までは100年に1回経験するであろう被害だったのですが、今回から1000年に1回の被害を想定したそうです。

ただ、最近は「1000年に1回の災害」と言うのを聞くことも多いような気もしますので、油断はできません。

宇都宮の街中は、二荒山神社くらいまで

宇都宮の市街地は、JR宇都宮駅西口から、二荒三神社くらいまでが危険地域に指定されています。

あまり意識をしたことはありませんが、高低差があのでしょうか。

これらの地図は、宇都宮市のHPからダウンロードできます。
宇都宮の方は、ぜひ一度ご覧になっておいてください。
下のアドレスをクリックすると、ハザードマップのページに移動します。

http://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/kurashi/anshin/bosai/1003241.html

今回の地図は、下記アドレスをクリックすると、ダウンロードできます。

http://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/003/241/shin.sugatagawa.tagawa.kouzui.hm.1.24.pdf

宇都宮以外の方も、各市町村でハザードマップを公開しているので確認しておくと良いですよ。

ハザードマップの探し方

国土交通省でも色々なHPを作り、ハザードマップを見やすくしています。

今回は3種類のハザードマップを紹介します。

それぞれに特徴やデータの差がありますので、参考にしてください。

自分の街を探すなら「わがまちハザードマップ」

宇都宮以外の方も、簡単にハザードマップを見れるように国土交通省が、ハザードマップの検索システムのようなサイトを作っています。
参考にしてくださいね。

わがまちハザードマップ
わがまちハザードマップ このような地図をクリックすると、市町村のハザードマップを掲載しているHPへ行く事ができます。

下のアドレスをクリックすると、最初は日本地図が表示されて自分の調べたい県や市町村を選んでいくことができます。

https://disaportal.gsi.go.jp/hazardmap/

わかりやすい!「地点別浸水シミュレーション検索システム」

宇都宮以外の方にもわかりやすいサイトがありました。

「地点別浸水シミュレーション検索システム」です。

地点別浸水シミュレーション検索システム
地点別浸水シミュレーション検索システム 青い所が、浸水地域

こちらも、国土交通省がつくっています。
HPアドレスは、下記の通りです。

深さなどはわからないようですが、被害可能地域はわかりやすいですね。

http://suiboumap.gsi.go.jp

被害予想もわかる「重ねるハザードマップ」

細かい被害範囲と、被害予想まで広い範囲で見れるのが「重ねるハザードマップ」

これも国土交通省関連のサイトです。

重ねるハザードマップ
重ねるハザードマップ 洪水(黄色)と土砂災害(オレンジ)を表示しています。

ただし、今回の「田川」などはまだ適応されていませんので、データが少し古いかもしれません。

でも、細かいのでわかりやすいです。

https://disaportal.gsi.go.jp/maps/?ll=36.540398,139.900589&z=12&base=pale&ls=seamless%7Cflood_list%2C0.8%7Cflood_list_l2%2C0.8%7Cdisaster1&disp=0010&vs=c1j0l0u0

最新の災害予想情報を知る方法は「県庁」

最後に、最新の災害予想情報を知る方法をお伝えします。

これらの事は、土地を購入する時などに参考にしてくださいね。

災害予想の情報は、調査などの結果をまとめている県庁が一番早いと言われています。

県庁で危険な地域を決めて、それらの情報が市町村にいくそうです。

どうしても心配な場合には、県庁に聞いてください。