牡鹿半島の先端にある鮎川。
お寿司のネタとしてもブランドとして聞く金華山へ船が出ている街、鮎川。
今まで何度行ったでしょうか?

なかなか本格的な復興工事が見られなかったのですが、昨年辺りから工事が始まったと感じていました。

そして今年、新しい施設ができていました。

ホエールタウン おしか

10月にオープンしたのが「ホエールタウン おしか」

建物のデザインもなかなかです。
特に、軒の出がとても大きい。
和風でありながら、それだけに収まらない形。
シンプルですが、雄大。
私好みの作りです。

鯨も売ってるお土産屋さんと食堂

中には、お土産屋さんや、食堂、金華山への船のチケット売り場などがあります。

ここ鮎川では、捕鯨が盛んです。

「捕鯨?」
と驚かれる方もいらっしゃるかもいるかもしれませんが、鮎川には捕鯨の会社まであります。

そこで、ここにあるお土産屋さんでは、鯨の歯の飾りを売っています。

食堂では、鯨の肉も名物になっています。
鯨の肉は、馬肉みたいで美味しいですよ。

雄鹿半島を知るならビジターセンター

「ホエールタウンおしか」には、雄鹿半島や近辺を知る事ができるビジターセンターも一緒にできました。

これがなかなか良くできています。

この写真を見ただけでも面白いです。
展示してある小屋の屋根を見てください。
屋根だけでも4種類もありますね。
興味、しんしんです。

帆立やアワビなど、高級食材が取れる雄鹿半島。
それらの取り方なども展示してあります。

雄鹿半島、と言うくらいですので「鹿」もいます。
鹿の角もたくさん展示してありましたよ。

「おしかホエールランド」が2020春にOPEN!

「ホエールタウンおしか」に併設されるのが「おしかホエールランド」。

来年は見れそうですね。

鯨の骨も展示されるようです。

写真の奥に大きな船が写っていますね。
あの船は、鯨を取っていた船です。

震災前にも鯨の博物館はあったのですが、津波で残ったのがこの船だけでした。

この船にも乗れるようになると嬉しいな。

金華山への船

金華山への船はここから出ています。

暗いですが、わかりますか?

暗くなっても船は出ているようです。

真っ暗な海で、どうやって運転するのでしょう。
堤防や、いろいろな障害物もあるのですが。

ここへは何度も来ているのですが、金華山へは行った事がありません。
3年連続で来て、お金を洗うとお金が貯まると言うのが金華山です。

牛タンに鯨の肉

夕飯に何を食べようかと思っていたのですが、ネットで調べて食べることにしたのがここです。

「利休」
栃木県には無いようですが、色々なところにお店があるようですね。

私が行ったのは石巻店です。

仙台と言えば牛タン

このお店のメインは「牛タン」。

仙台名物の気もしますが、石巻でも牛タンです。

この牛タン、とっても美味しかった〜〜〜、です。

何が違うのかと言うと、厚切り。

だから、食べ応えがあります。

4枚づつありますが、塩味と味噌味の2つの味を楽しめるメニュー。

一番食べたかったのは牛タンの鍋セットだったのですが
「時間がとってもかかります」
との事で、あえなく断念。

このお店で面白いのが、海鮮系も美味しいと口コミがあった事です。

きっと、お店の判断でメニューを考えるようにしているのでしょうね。

そこで私が頼んだのが、大好きな「鯨の肉」

鯨の肉、1人前!

鯨の肉を1皿頼むと1000円、ちと高いな〜〜、
隣の人が頼んだのを見ると、2人分ぽい。

と思ったので、
「1人分で、お願いできませんか〜」
と聞いたところ、快く聞いてくださいました。

「半分にして、500円で!」
と言って出てきたのがこちらです。

鯨の肉も2種類。

左がよくある鯨の肉で、右の霜があるような肉は尻尾の方らしいです。
間違っていたらゴメンなさい。

鯨の肉も牛タンと一緒で厚切り。

鯨の肉の味を、思う存分楽しむ事ができました。

場所は、石巻駅の近く。
近くと言っても、歩くとそれなりにあるので、車だと近いくらいの距離です。

また行ってみたいお店です。

女川も、復興工事中でした

雄鹿半島に入る前、女川も通ります。

女川といえば、サンマなども有名ですね。

駅や、その前のショッピングモールは出来ていましたが、海岸との間にある部分は今でも工事していました。

その中に、ある建物を見つけました。

写真に写っている建物は、津波で倒れた建物です。
遺構として残すようにしているようです。

建物は、鉄筋なども剥き出しになったままです。

下の写真を見ると、基礎杭も残しているのがわかります。

まだ終わらない、復興工事

街だけを見ていると、復興工事も随分と終わったように感じるかもしれません。

高速道路も通り便利ですし、お店も賑やかです。

ところが、海岸を走ると一転します。
まだまだ工事中の場所があり、私の車も泥だらけになった程です。

10年が一つの区切りだそうです。

来年も、行きたい、南三陸に石巻。