「奇跡の一本松」
この言葉を覚えている方は多いでしょう。

その「奇跡の一本松」があるのが「陸前高田」です。

震災前には、キレイな松林が有ったそうです。

しかし、松林は津波で流されてしまいました。

その場所にできたのが、
「高松原津波復興祈念公園 国営追悼・祈念施設」
です。

高松原津波復興祈念公園

なかなか写真に収まりきらないほどの大きな建物です。

左右に分かれていて、
左が「東日本大震災 津波伝承館」
右が「道の駅 高田松原」
です。

写真の真ん中の空いているところを進むと、追悼の広場に出ることができます。

大屋根のファサード

建物の屋根の部分に、点々があるのが見えますでしょうか?

この点々は、東日本大震災の被災者数を表現し、18,344個空いているそうです。

夜には、この点々が、間接照明としてうっすらと灯を洩らします。

建物の間を進んでいくと、木が植えてあります。

「追悼の広場」途中には、献花台

建物の真ん中を抜け「追悼の広場」を進むと、献花台が左右に置いてあります。

写真の奥に見える建物は、先程通ってきた建物です。

雪と、美しい。

橋の奥には防潮堤

進んでいくと、橋があります。

その奥には防潮堤。

海を望む場

橋を渡り、階段を登ると、ここにも献花台がありました。

大きな海を、見渡すことができます。

「海を望む場」と呼ばれています。

右を見ると、大きな防潮堤。
奥には「奇跡の一本松」を見ることができます。

奇跡の一本松

実際に残った松は枯れてしまったので、再整備したのだそうです。

奥に見える建物は「気仙中学校」でしょうか。

海側には松

こちらは、左側。

海側には松が植えられていました。

ボランティアの方が植えたのだそうです。

遠くまで防潮堤が作られているのがわかりますね。

祈りの軸

山側を見ると、全景を見ることができます。

この真っ直ぐな通路を「祈りの軸」と呼んでいます。

津波の襲来した広田湾方向と、津波が遡上した気仙川上流方向を結ぶ象徴的な軸線を示しています。

下の地図、左にある川が「気仙川」、下側が「広田湾」です。

まだ、全部の整備は終わっていないようです。

「旧道の駅 タピック45」は工事中でした。
将来的には、震災遺構として残すようです。

この建物は、以前スタッフの皆んなと行ったことがあります。
衝撃を受けた建物でした。

実は、前夜にも行っていました。

ライトアップがキレイだと聞いていたのです。

ここも、雪が積もり始めていました。

遠くに、階段を見ることができます。

ところが、ここは5時で終わり。

奥にもライトが付いているのですが、入るのはダメなのだそうです。
確かに、川とかに落ちてしまいそうですね。

雪も降っていて、とても寒かったので早々と宿に向かったのでした。

次回は、
「高松原津波復興祈念公園 国営追悼・祈念施設」の一部でもある
「東日本大震災 津波伝承館」を紹介します。