とうとう本日、我が家の地鎮祭を行いました。

地鎮祭とは、家を作り始める前に行うお祓いのことを言います。

柱を立ち上げたりした後に行う祭事は「上棟式」。

上棟式を行う方はほとんどおりませんが、地鎮祭はほとんどの方が行います。

地鎮祭!

地鎮祭の参加者は、基本的に建てるお家に住む方々になります。

ご両親などが、参加されることもあります。

今回は、私の家族のみで行いました。

時間は、20分ほど。

昨日までは雨でしたが、この時は晴れていて助かりました。
雨が降っていても、よほど悪くない限り行います。
一番辛かったのは、雪の中行った地鎮祭です。あれは寒かった。

地鎮祭の時は地盤が悪くなっていることも多いので、足元にはブルーシートを敷く事が多いです。

この時も、敷地の一部には水溜りができていました。

神主さん

神主さんは、栃木県内の建築業者さんで知らない人はいないというくらいに有名な「坪山神主」

この日も3件の地鎮祭があるそうです。

坪山神主の特徴は、地鎮祭に必要なものを用意してくれる事です。

本来であれば「お頭付きの鯛」や、海のもの、山の物、などなどを用意しなくてはいけません。
囲いに利用する竹も必要です。
これらを揃えるのは、忙しくなった今の人には大変なのですよね。

それに、気さくに色々と話をしてくれます。
多くの神主さんは静かに進める事が多いのですが、坪山さんは違います。

「親に感謝、先祖に感謝」
と言います。
「余裕があれば、神に感謝して」と。

神様を押し付けしないところも良いですね。

地鎮祭に用意する物

この坪山さんの場合なのですが、少しだけ用意していただくものがあります。

それが「初穂料」と「御神酒」です。

初穂料

初穂料、お祓いしていただくための費用のことを言います。

金額は「2万円」です。

以前、エスホーム事務所の地鎮祭を行った時5万円を入れたのですが、多すぎるとお金を返してきました。
このようなところも面白い神主さんです。

というわけで、今回は3万円を入れてみました。
何しろ、もう300回以上はお世話になっているので。
「まったく、あいつわ〜〜!」と今頃言っているかもしれませんね。

御神酒

お酒も用意します。
基本的に日本酒を2本。

お酒屋さんや、カワチ薬局のようなところでも用意してくれます。
2本を縛るのが下手なところもあるので注意しましょう。

お酒に貼る紙も準備してくれます。
今回は、書き込む文字が多かったからか文字のバランスが悪かったので自分で作り直しました。
元々のデータはネットからダウンロードし、「奉献」と自分の名前を書き込み、A3の用紙に印刷し貼りました。

この「初穂料」と「お酒」は忘れずに準備してください。

鎮め物

地鎮祭の際に、神主さんからいただくのがこれ!

「鎮め物」(しずめもの)
です。

お札のように見えますが、少し違います。

中には、大工道具の模型が入っています。

この鎮め物は、お家の真ん中の基礎の下に埋めます。
そのため、会社の担当が預かり基礎工事の際に基礎屋さんに渡して下に入れてもらいます。

最後は、祭壇の前で記念写真を撮って終了です。

ここから、本格的に家づくりがスタートします!