まだまだこれからと感じる東日本への支援活動。
5月半ば頃にも石巻へ行く予定です。
そんな事を計画している中、
朝日新聞の「プロメテウスの罠」に興味有る記事が掲載されていました。
それは、今回の震災での皇室の対応です。
特に、天皇・皇后が被災地をどのように回り、
どのように被災者と触れられていたのかが描いてあります。
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私も、体育館等たくさんの避難所や仮設住宅に行きました。
その時に感じる事、それは
「被災者とどのようにふれあったら良いのだろうか?」
と言う疑問でした。
どのような事を聞いて話したら良いのか、とても考えたのです。
良く言われていたのが、
「頑張って下さい!」
は言ってはいけない、と言う事です。
今まで頑張って来た人に、この言葉をいうとこれ以上は無理、
と思われて、逆効果になるのです。
また、避難所には独特の緊張感、疲労感があります。
なかなか入って行って、話しをするのは難しいと感じていました。
今回の朝日新聞には、
そのような所にも、天皇・皇后はいかれて、対応をされた、
と言う事が書いてありました。
その文章からも、被災者を気遣う気持ちが伝わってきます。
このように書くと簡単と思われてしまうかもしれませんが、
そんなに生易しい事では有りません。
また、震災や原発について専門家を読んで勉強をした事も記してあります。
私も、南相馬へは何度も行きましたが、
どれだけ基礎知識を得ようとしたかは、恥ずかしい程です。
今まで以上の気遣いと、話しを聞く事、
それがとても大切と感じさせていただきました。