2016年9月26日の下野新聞に、
「住宅ローン金利」の記事が掲載されました。
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金利が下がるのも「底打ちか、」と言っています。
「あ〜、もう下がらないのか、、」
とは思わないでくださいね。
今の段階でも、異常なほど低いのですから。
最低の金利の時が「-0.3%」にまで下がりました。
これらの事から、大手の銀行がこれではさすがにまずいと、
動いたりもしていました。
例えば
「三菱UFJ銀行は国債入札の特別資格を返上する」
などはいい例でしょう。
どういう事かというと、三菱UFJ銀行は国債を購入するときに、
特別な資格を持っていたのですが、その分、
定期的に一定の国債を買わなくてはいけなかったのです。
しかし今の金利だと、国債を買っても負担になってしまうのです。
それでは、無理して続けても仕方ないとなりますね。
色々とあったのだと思いますが、
日銀も長期金利を0%程度に誘導すると
決めたのだそうです。
ですので、これからは住宅ローン金利が
少し上がると予想しています。
それでも、金利が上がりすぎると客離れが起きるので、
低金利なのは変わりなさそうと言っています。
変動金利については、
各社が決める短期プライムレートが目安になっているので、
すぐに上昇する可能性はなさそうとも言っています。
ここで、長期で安心な「フラット35」の
注意点を覚えておいてください。
注意点とは、金利の決定時期です。
足利銀行とかは、
着工前の借り入れが決まった時の金利が適用されます。
それに対して、
「フラット35」は、お家をが完成した時の
金利が適用されます。
下の図は、「フラット35」のHPからお借りしたものです。
左の「民間・フラット35」の場合に対して、
右の「財形有志の場合」が、足銀のタイプです。
金利の決定時期が違いますね。
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「フラット35」を使おうとすると、
融資を申し込んだ時や着工時には、金利が低いかもしれませんが、
実際に金利が決定するのは工事完了時なので期間がかかります。
それまでには金利が上がってしまうかもしれません。
下がればいいですが、上がってしまうと資金計画が
変わりかねませんので、ご注意ください。
足利銀行のような方法ですと、
着工時には金利も全て決まっているので、
大きな心配は起こりにくいでしょう。
その代わり、工事中に金利が下がってしまうと、
少し悔しいかもしれませんね。
「フラット35」の金利の決定時期のHPは下記のアドレスをクリックしてください。
http://www.flat35.com/loan/atoz/1_3.html