栃木に住んでいると、
世界にも名高い「日光東照宮」があるので
東照宮というとそちらをさしてしまいますよね。
しかし、徳川家康のご遺体が
収められているのはこちらの
「久能山東照宮」
なのです。
実は、前に静岡に行った時の話なのですが、
せっかくなので、書いてみようと思った次第です。
まずは「昭和平」の駐車場に車を止めて
ロープウェイで下ります。
ロープウェイというと昇イメージですが、
ここは逆なんですね。
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まるで徳川家の籠のようなデザインですね。
ここからは、階段を登って行きます。
実は、海側から登ってくる方法もあるのですが、
下から登ると1000段の階段を登らなくてはいけないので
みなさんロープウェイで下がってくるのです。
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途中に「徳川家康」の手形がありました。
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徳川家康は、
身長155cm、体重60kgだったそうです。
今でいうとかなり小柄ですね。
手の大きさは、それほど小さいとは感じませんでした。
この奥に、徳川家康を祀っている社があります。
正面の門はくぐれないので、右に曲がって階段を登ります。
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こちらが「社」です。
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ここまで見て気がつくと思いますが、
日光東照宮に比べるととても地味ですね。
重厚さもありません。
徳川家康さんが、それを望んだのだとか。
無駄なお金を使ったり、
派手な行事をしたり、
神格化しないためだったのでしょうか。
これが、徳川家康さんのお墓で、
ご遺体が収められています。
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こちらも、なんとなく地味ですね。
それでも、このお墓は徳川家康さんの時のものではなくて、
徳川家3代目の徳川家光さんが作り直したのだそうです。
日光東照宮の物に形は似ていますね。
以前は、もっと小さかったのでしょう。
徳川家康さんの愛馬のお墓もありました。
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徳川家康さんのお墓の右奥にあります。
うっかりすると見逃してしまいそうなくらい
小さくて地味なお墓です。
このような所にも、
徳川家康さんの器の大きさを見ることができますね。
帰り際には、
海を見ることができました。
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下に見ることができるビニールハウスでは、
イチゴが栽培されています。
なんとなく「東照宮」のことは知っていましたが、
やはり実際に行って見ると違います。
このような所からも、
その人の考えを学ぶことができます。