2015年7月から使っているエスホーム本社事務所。

一体電気代はどのくらいかかるのだろうか?

と、入る前から疑問でした。

それに、エスホームとしてもパリ協定でも採択された様に、CO2削減にも協力したいと思っています。

そこで、太陽光発電をしたり、社用車はハイブリット車を採用しました。

 

新しい事務所に移転してから2年以上が過ぎ、電気代をまとめて見ました。
少し、いえ、かなり予想と違った電気代になっていました。

そのグラフが、これです。

暖房代では、2、3月が電気代がかかっていますね。
4月も、思ったよりもかかっています。

冷房は、7、8、9、10月でかかっています。
この4ヶ月間は暖房よりも、変動が少ないですね。

冷暖房費用は、予想以上に安かった!

ここで注目したいのは、5、6、11月です。
ほとんど、冷暖房を使わない3ヶ月。

この3ヶ月を基準に、冷暖房がどのくらいかかっているのかを計算して見ました。

計算条件

  • 冷暖房を使わない月を、5、6、11月の3ヶ月として、平均を求める
  • 計算は、2年間の平均とする

5、6、11月の平均電気代は「 47,022円 」になります。
うっ!結構かかってるな〜、と思いますが、次に進めます。

これを、冷暖房の電気代を含まれていない月として仮定し、年間の電気代とします。
計算すると、

47,022円×12ヶ月=564,270円

冷暖房の含まれている年間の電気代は「 667,422円 」です。

差額を求めてみると、

667,422円ー564,270円=103,152円

です。

100坪の事務所の冷暖房にかかる電気代は、年間「 103,152円 」

んっ?、思ったよりも安い。

大雑把に言って、冷暖房には年間10万円しか、かかっていません。

事務所なので、部屋の稼働率は50%くらいと考えられますが、それゆえに使っていない部屋も多く効率はあまり良く無いはず。

良い数字が出ることはあまり考えていませんでした。

35坪の家の冷暖房代は、年間7万円くらい

2020年から断熱の基準とされる等級4の断熱性能を持たせた35坪のお家の冷暖房の費用を、シミュレーションして見ました。

大雑把ですが、年間7万円ほどかかると計算上は出ています。

それと比べても、随分と低い冷暖房費用でよかったと一安心。

これも、外張り断熱の効果なのかと思ったりしています。

冷暖房代は、全電気代の15.4%と、えっ!

ここで、疑問が。それ以外の費用がかかり過ぎでは?

ここで気になったのが、毎月かかっている「 47,022円 」です。
少し、かかりすぎかな?

この「 47,022円 」の内訳を考えてみると、

  1. 換気扇
  2. インターフォン
  3. テレビ(モニター)
  4. コピー
  5. コンピューター
  6. 照明
  7. 看板
  8. 街灯

思い当たるのは、これらになります。
(給湯器はガスです。)

この中で、1〜4は、通常使っているわけでは有りませんので、疑わしいのは、5〜8。

コンピューターも使いますが、この中で使用頻度が多いと思われるのは「照明」。
ついつい、お客様がいらっしゃらなくても打ち合わせ室の照明を付けっ放しにしたりしています。

これはいけない!

こんな事では、エコな会社とはとてもでは無いが呼べない!

という事で、照明やモニターなど、使わない部屋の電気はまめに消す様にスタッフに話しました。
この様に書くと、あまりにも当たり前のことですが、ルーズになっていたのですね。

ご家庭でも、電気代というと冷暖房だけに目が行きがちですが、実際にはそれ以外の照明などにかかっている場合が多いと言われています。

あなたも気をつけて、こまめに照明を消しましょうね。

 

ちなみに、下の写真は事務所の写真です。
この事務所は、外は寒くてもスタッフとPCの電源が入っていれば、それだけでも結構温まります。

こちらは「色合わせ室」
ご契約後のお家の色を決めていく部屋です。
照明の色も、特別な色にしています。

LEDにしても、それなりに電気は使ってしまいます。
エスホームは、少しでもCO2の排出を減らすために、電気をこまめに消す様にして行きます。

事務所へお越しの際には、ご協力ください。

 

下の写真は、本社事務所の外観です。

屋根の上に19kwの太陽光パネルが乗る様に設計しました。
本当はもっと乗せられたのですが、雪が積もったときに落ちると危ないので、屋根の下の方には大きめに雪止めの部分を作っています。

実際の利用電気代と太陽光発電の売電金額を比べてみると。売電金額の方が、多いので助かっています。