待ちに待った「構造塾」です!
やっと宇都宮でも開催してくれました。

家づくりは構造計算など、結構難しい考えで作られていますが、それをしっかりと学べる機会はなかなかありません。

「今から、そんなに大切なことを教わるの?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、構造の考え方も日々進化しています。
特に、地震などがあると大きく変わる事もあるのです。

ですから、常に最新の情報を集められるように、学ぶ姿勢を持とうと心がけています。
そこから教わった最新の技術と考え方を持って、家づくりをしているのです。

 

構造塾

 

今回のテーマは「4号建築物の仕様規定」です。
「4号建築物」とは、一般的な木造住宅のような建物を指します。

何が違うかと言うと、家づくりの前に行政に出す「確認申請」と言う審査の際に、構造計算書を提出しなくても良いと言う決まりです。

構造計算までするとなると、費用もかかるので大変なのです。
そこで、そこまでやらない会社は今せも多いのだとか。

下の写真は、佐藤先生。
佐藤先生すいません、次回はもっとカッコ良い写真を撮るようにします。

佐藤先生

そのように、インチキな構造を多く見てきたため、

「構造計算書を出さなくて良いからと言って、構造に関して検討しなくても言い訳ではないんだよ」と力説していました。

今年は1年目、レベルが上がっていく3年目まであるそうです。
楽しみです。

 

それにしても、この「構造塾」。
価格もとっても安いのです。
単純に考えると、一般的な勉強会の十分の1です。

佐藤先生は構造に関する知識を日本中に広めたいとと言う使命感を持ってのことなのだと思っています。

それだけの使命感を持った佐藤先生です。
現在の構造関係について怒っていることもあるわけです。

特に憤慨していたのが「耐震等級3相当」と言う言葉の使い方でした。

この「耐震等級3相当」に付いては、次回、お伝えします。