栃木の状況、今日は芳賀町祖母井へ行ってきました。
芳賀町と言えば、栃木県でも被害の大きい町。
全壊17棟、半壊178棟、一部損傷2358棟と下野新聞にも報告されています。
町の真ん中にあるスーパーの一部では天井が落ちた後が有りました。
しかし、中で売っている物は通常と変わらずたくさん有りました。
しいて言えば、カップラーメンが少ない事位だったと思います。
お惣菜もたくさん有りました。
チキンのお弁当を買いました。
ご飯も多くて美味しかったです。
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栃木県では、鬼怒川の東側(太平洋側)が明らかに被害が大きいです。
もちろん、西側でも被害が小さいわけでは有りません。
でも、今回移動した東側では比較的新しい家で瓦が破損しているお家もありました。
報道はあまりされていませんが、茨城は栃木以上に被害が大きいようです。
高速道路が、宇都宮市まで開通したのは大きいですね。
これから、物資も燃料も沢山来てくれるとうれしいです。
ガソリンスタンドの渋滞は相変わらずです。
ジョイフル本田の近くにあるスタンドは、
ガソリンが販売されていないにも関わらず、長蛇の列が出来ていました。
きっと、列の最後の方の人は、ガソリンが実際には発売されていないなんて
知らないんでしょうね。
心配なのは、明日くらいまで栃木県内の多くの工場が動いていないと言う事です。
週明けから、多くの工場が稼働し始めます。
消費電力が飛躍的に伸びるかも知れません。
どういう事かと言うと、計画停電が今以上に厳しくなる事が想像出来ます。
私どもも、打ち合わせなどの調整をお客様とさせていただいておりますが、
皆さんへはご迷惑をおかけてしおりますが、ご理解の程宜しくお願いします。
福島の多くの人が、栃木へ避難しているようですね。
自分のお家を離れる、どんな感じなんでしょう。
仕事もできない、うまく動くことも出来ないでしょう。
不安は想像を越えています。
もし、避難している人に会ったら、どんな声をかけたら良いのだろう?
どう助けてあげれば良いのだろう。
南相馬から避難している知人がいます。
いま、福島県内の避難所にいるようです。
何か手助けが出来るかとも思ったのですが、今できることは限られてしまう。
でも、これから長い期間にわたり福島の人は全国の人達にお世話になると覚悟しているようです。
それまで、力を蓄えていて欲しい、と言うことでした。
何も出来なくてもどかしいかも知れませんが、あなたの力が発揮される時がきっと来ます。