3月30日(土)、31日(日)の2日間、宝積寺で住宅比較見学会を開催しました!

住宅比較見学会とは、お家の中身もしっかりとできているのかを確認していただくための見学会。
お家は完成したらキレイなのは当たり前、中身もしっかりとできている事が大切なのです。

今回の見学会のタイミングは、ちょうど大工さんの工事が終わった頃。

大まかに部屋の形がわかる状態です。

壁は、この上に仕上げのクロスを貼ります。

ピンク色の部分と、黄色の部分と2つありますね。
これは、下地の機能が違っているのです。

ピンク色の下地は、石膏ボードでできています。
石膏ボードは火に強いので、基本的に下地剤として使われている材料です。
ただし、この石膏ボードはただの石膏ボードではありません。
なんと、ホルムアルデヒドを吸着してくれる効果を持っているのです。

黄色の下地は、合板で出来ています。
石膏ボードは柔らかいので釘や画鋲すらも効きにくいのですが、合板なので重いものを壁につけたいときなどにも役に立ちます。

完成してしまうと分からなくなってしまう壁の下地ですが、このように機能を持っているのです。

天井の作りも大切です。

天井は主に石膏ボードを使いますが、ここでも通常用・耐水用と2種類あり使い分けています。

見学会の最中には、今まで作成した図面を見ながら実際の部屋の広さとかを体感していただきました。

やはり、実際のお家で見ていただく方が感覚に近くなります。

下の写真で、ちょうど真ん中奥に見える階段ですが、その前には引き戸をつけています。

どうしても1階と2階には温度差ができて、1階は不快感が増しぎみになります。
それを和らげるために、扉をつけるのです。
この扉の効果は大きいですよ。

構造を観れるように、壁の一部分の下地施工を大工さんに遅らせてもらいました。

このようにみると、わかりやすいですよね。
金物の使い方、隙間の埋め方、配線の仕方など、見どころ満載なんですよ!

次回の見学会は4月27日(土)、28日(日)の2日間開催します。

詳しくは、後ほどお伝えしますので、楽しみにしておいてくださいね!