震災から3年9ヶ月が過ぎました。
震源地にもちかかった石巻市牡鹿半島。
今はどうなっているのでしょうか?
写真を見ていただければ一目瞭然なのですが、
町としての再生はまだまだされていません。
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牡鹿半島の先にある鮎川という町に行くまでに、
全く手を付けられていない街が幾つかあります。
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一部だけ、防波堤なのか、新しい町のために地面をあげているのか、
造成工事をしているところがありますが、
前回来た時からほとんど進んでいないように見えますね。
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これからどうするのか、ここに来るだけでは
想像すらもできないような状況です。
それでも、良くなっている所も有るようです。
新しい港も出来てきています。
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新しい漁船が出来てきて漁も復活しているようですね。
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ただ、町があるわけではないので、仕事のために
石巻の街中から、1時間半もかけて通ってくる方もいるそうです。
海岸線なので、運転も大変ですね。
最近では、支援活動のような事は無くなっているとも
言っていました。
生活がなんとか出来るようになってきているので、
地元の方も、
「いつまでも支援活動に頼っていてはいけない」
という思いは有るのでしょう。
それでも、仮設住宅は今でもいたるところにあり、
この冬も、寒い思いをして過ごすのだろうと思います。
これからも、この街がどうなっていくのか、
見守っていきます。