日経ホームビルダー2016・3月号に「リフォーム詐欺で逮捕者が次々」という記事がありました。
今でも、高齢者を狙った詐欺が絶えず、
2014年10月から15年1月の4ヶ月間で7事業者が逮捕されているそうです。
かなり昔から言われていますが、今でも無くならないのですね。
気をつけてくださいね。
さて、その記事の中に気になる所がありました。
それがこれなのですが、う〜ん、読めませんね。
IMG_0372_20160223003051850.jpg
でも、これは結構切実かも。
どういうことが書いてあるかと言いますと、例えば、
 定期訪問でAさんのお宅へ伺いました。
 外壁が痛んでいるので、
  「お客様に痛んでいますよ!塗装しませんか?」と提案しました。
 
 床下を見ると、シロアリがいるらしい痕が!
  「シロアリがいるかもしれません。駆除しませんか?」とアドバイスしました。
 Aさんは早く直した方が良いと思い、その場で補修を頼みました。
さて、あなたはこの内容に疑問を感じますか。
は〜い、ダメなのです!
これらの行為は、
「訪問時に契約を交わす事がある旨を事前に伝えないで契約を勧誘したら、
 特商法の3条に違反する。」
かもしれないそうです。
このメンテナンスに行った人は、Aさんを心配してアドバイスしたのですが
Aさんが依頼して受けてしまった(口約束でも契約になってしまう)のでダメなのです。
「メンテナンス・定期点検・定期訪問  にお伺いします」
という言葉の中には、契約を交わすことがあると思う人は少ないでしょう。
前に書いたような詐欺師対策のためにある法律なのですが、
真面目に働いている人が一歩間違えられれば訴えられてしまう法律でもあります。
当社のスタッフが定期点検やメンテナンスでお伺いした際、
必要であれば費用がかかる契約が必要なメンテナンスをアドバイスする事もあります。
と、ここで告知させていただいたりして。
と言っても、一般的なメンテナンスの間に起きることはまずないので、安心してください。