誰でも覚えているであろう、あの瞬間。
あの揺れ、景色。
時間とともに、少しづつ薄れているのを感じます。
昨年も2回ほど東北へ支援活動で行っている
私ですらそれを感じ始めているのですから、
多くの方は、もう過去の事になってしまっているのでしょう。
それでも、この日になると
私にお菓子を届けてくださる方がいらっしゃいます。
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私がいない間にも、
お菓子だけを置いて、
スタッフに少しだけ声をかけて去っていきます。
なかなか、出来る事ではないですね。
とても嬉しいです。
本当に、ありがとうございます。
5年を過ぎると、
生活も落ち着いてきた方もいらっしゃいます。
私も、昨年石巻へ行って感じたことは、
新しい街が、本格的にでき始めているということです。
そして、新しい生活を始めている人が増えています。
それでも、仮設住宅にお住いの方は
未だに3万人を超えているのだそうです。
開発も、全ての地域に一度にできるわけではありません。
今回のような広域な震災の場合、
段階的に、時間をかけて復興していきます。
新しい生活が始まった方もいれば、
まだまだ、これから始まる方もいらっしゃいます。
支援活動を続けて欲しいという方もいらっしゃいます。
そのような方のために、
これからも、
出来る事を、していきたいと思っています。