建築士免許が無いのに、設計業務をしていた男が発表される!

この分だと、これからも出てきそうですね。

今回は、神奈川県です。

実在する建築士と建築士事務所を名乗って、55棟の木造住宅の設計業務などを行ったそうです。

インチキ建築士

実際のところ、これを防ぐのはなかなか難しいかも知れません。

と言うのも、設計業務では「確認申請」と言う審査を受ける時に建築士の免許書を付けることにはなっています。
以前も、インチキの建築士がいてこの制度が出来ました。

しかし、ここに添付する建築士の免許書はコピーなのです。
本人確認も有りません。

ちょっとした知識と技術があれば、偽造は難しく無いでしょう。

 

不思議なのは、この人はどこかの会社から仕事を受けていたのでは無いかと言う事です。
自分でお客様を見つけて自分の会社で建てていた、とは考えにくい。
棟数も多いですし、建設業の免許も必要なのです。

と言う事は、この人に設計業務を依頼していた建設会社は、この人が建築士かどうかを確認していなかったことになるのです。
または、それらの会社も騙されていたのか。

 

黙って使われてしまうと、使われている側は全くわかりません。
これからは、事務所への電話確認なども必要になってくるかも知れませんね。

 

実は似た事が、数年前に鹿沼市でも見つかっています。
その時は、2級建築士なのに、1級と偽っていました。

 

あなたのお家も、しっかりとした設計士に頼めるようにしてくださいね。