甲府に行ったら「桔梗屋」さん!

桔梗屋と言えば、誰もが食べた事であろう「信玄餅」。
きな粉に、黒蜜をかけて食べると美味しいですよね!!
私も大好きです。
やっぱり、甲府に来たら「信玄餅」!!

と言いたいところですが、実は信玄餅を「桔梗屋」というお菓子屋さんが作っていることも知らず、その工場が甲府にあることさえ知りませんでした。

知っていたのは「信玄餅」が美味しいという事と、「信玄餅」を作っている会社の工場では詰め放題をしているという事くらいでした。

「信玄餅」の詰め放題

信玄餅の詰め放題をしている事は、テレビで見て知っていました。
とっても人気があり、毎朝行列が出来ている事も知っていました。

しかし、甲府に工場がある事を知ったのは、前日。
工場に行こうと決めたのも前日ですが、、、

できる事なら「信玄餅」の詰め放題をやってみたい!!

いくら人気とは言え「平日だし、それ程混んでいないだろう」と安易な考えで工場へ向かいしまし。

工場についた時は、駐車場も埋まり始めて

桔梗屋

 

甲府駅近くのホテルから車で20分くらい。
工場の隣にある駐車場へ車を止めました。

時間は8時45分頃。

お店が開くのが9時。
詰め放題が始まるのが9時半。

ここに車を止めた時は、それ程混んでいるとは感じませんでしたが、、、、

工場の方へ歩いて行って驚きました。

平日だというのに、既に行列が出来ています。
それに、座る場所がないので、自分の折りたたみ椅子を持って来ている人もいました。

桔梗屋

 

平日なのに、こんなに並んでいる!!
それに、大型バスまで来ている!!!

お店の人が列を見にきて「もう少ししたら番号札を配るかもしれません」というアナウンスをし始めました。

とりあえず並ばなくては!
と、行列の最後に立ちました。

そうしているうちに番号札を配り始め、私は「96番」。
その日分は、120番で番号札を配り終わりになってしまいました。

桔梗屋

とわ言え、実際に詰め放題ができるまでは1時間先らしい。
そこで、工場見学へ行って来ました!

「桔梗屋」さんの工場

「詰め放題」の会場の隣に工場があります。
いや、逆ですね。
工場の隣に「詰め放題」の会場があるのが本当です。

階段を上ると、見学用通路を中心に両側にお菓子を作っている過程を見る事ができます。

「信玄餅」は、こうして出来ていた!

餅をこねます。

右にある、銀色の機械でもちをこねています。

思ったよりも、小さい、というのが感想です。
ただ、左のケースを見ればわかりますが、ものすごい量が作られています。

桔梗屋

餅を、3つに分けてきな粉をまぶします

右の白い箱のような機械に餅を入れると、あら不思議、信玄餅が出来て出て来ます。

桔梗屋

写真の行程は、右から左に流れています。

下の写真の下の方を見ると、既に3つに別れた信玄餅と、ケースに入った信玄餅がわかりますね。
ここで、きな粉をまぶしています。
きな粉、結構溢れています。
贅沢に盛っていますからね。

桔梗屋

黒蜜を乗せます。

まるで、お弁当にないっているお醤油ですが、これが黒蜜。
蓋を乗せたところで、黒蜜を乗せて行きます。

この黒蜜は、この見学用通路の反対側にある部屋で作られていました。

桔梗屋

「信玄餅」を包むのは、人

ケースに入れるところまでは、比較的自動でやってくれるのですが、そこからはなぜか人が増えて来ます。

何をやっているのかと思ったら、あのビニールを縛っていました。

桔梗屋

 

わかりにくいので、拡大して見て見ましょう。
皆んなで、順番に流れて来た「信玄餅」を縛って行きます。

縛るのは、ロボットでも出来ないんですね。
人間凄い!

桔梗屋

楊枝を刺すのも、人でした!

包むのは、流石に難しいんだろうな、と思っていましたが、まさかの事態が!

楊枝も、人が刺していました。

結構難しいのですね。

凄いぞ!
人間!!

桔梗屋

これで、あの美味しい「信玄餅」の完成です。

工場見学をして、お土産やさんを見ていたら、「信玄餅詰め放題」の順番になっていました。

「信玄餅」詰め放題!!!

工場を見学して、お土産物屋さんを見て、1時間ほどたったでしょうか。

詰め放題の会場に行くと、並んでいる人が「84番」ともう少し。

再度、お土産物屋さんに行っていたら、後の順番の人が呼びに来てくれました。

「詰め放題」へ、いざ出陣!!

詰め放題の会場は、お土産物屋さんの一角という感じです。

会場に入る前に「信玄餅」を詰めるビニール袋を渡されます。
この袋が思ったよりも小さい。
両手を入れると一杯になってしまうくらいのサイズです。

その袋を、少しでも多くの「信玄餅」が入るように伸ばします。

「信玄餅」を詰める会場は、会議などで使うような長机を4つ程並べた大きさ。
机の上には「信玄餅」が入ったトレーが並べられています。

桔梗屋

いざ、詰め込みはじめますが???

早速、袋に「信玄餅」を詰め込みはじめます。
が、これが意外と難しい。

特に私は、一番下の段を作るのに戸惑ってしまいました。
袋の広げ方が悪かったのでしょうか?

ちなみに、袋が切れてしまった場合には、新しい袋をもらう事ができるので安心です。

桔梗屋

そうこうしているうちに、1段目6個、2段目6個、詰め込む事が出来ました。

このビニール袋、結構伸びるのです。
この伸び方が、詰め放題を面白くしていますね。

もう少し詰め込もうと思ったのですが、予定時間も大幅に過ぎていたので3段目は5個でやめてしまいました。
全部で17個。
平均は18個だそうですから、1個少ないのが悔やまれます。

詰め込んだ袋は縛らなくてはいけない

袋は、詰め込めば終わりではありません。

上の部分をしっかりと縛らなくてはいけないのです。
これが、結構難しい。

ビヨ〜〜〜ン!って縦に伸ばしながら、なんとか縛りました。

桔梗屋

お会計の際には、チェックされます

とりあえず縛った後、お会計。
その際には、袋が破けていないか、口がしっかりとしばれているかをチェックされます。

ダメなら、やり直しだそうです。

工場ですから、チェックは大切ですね。

実際にかかったのは、20〜30分くらいでしょうか?

実は、結構面白かったです。
ぜひ、今度甲府に行った時にはもう一度やってみたい。

21個は取りたいとおもいます。

料金は「220円」。

これだけ楽しめて、信玄餅を17個もゲットして、その料金は、

「220円」(税込)でした。

まともに購入すれば2000円くらいでしょうか?

ある意味、激安です。

信玄餅

でも、注意点がひとつ。

賞味期限がその日までなのです。

要するに、余った信玄餅で「詰め放題」をやっているのですね。

それでも、120人が18個づつ詰めたら2160個ですから、すごい数です。

お店に並んだ全てが売れるわけではないでしょうから、このように回収して来た物を楽しみながらお客様に食べていただくというアイデアは嬉しいですね。

この周りには、カフェなども。

桔梗屋さんが、この周りに幾つかの建物を持っていて、アイスクリーム作り体験をしたり、食事をできるお店とかも有りました。

お菓子のアウトレットと言って、賞味期限の短いものを半値で販売もしています。

桔梗屋

まさに、お菓子のテーマパークですね。

決して大きな工場ではないのですが、駐車場は一杯で大型の観光バスも4〜5台来ていました。
平日なのに、この集客力には本当にビックリ!

「詰め放題」や、二分の一の価格で買えるお土産やさん、楽しい工夫が随所に見れました。

甲府に行ったら、よって下さいね!

 

追伸:

家に帰るまで「信玄餅」は袋に入れっぱなしだったのですが、、、

1セットの中に入っている3つの信玄餅がくっついてしまっていました。

すぐにバラすんだった、、、。