賛否両論あるようですが、私は、

「天気の子」、面白かった〜!!

です。

これから、見に行く人も多いと思いますのでここではなるべく内容を書か無いように努力はします。

それでも、少しは触れてしまうかもしれません。

まっさらな気持ちでご覧になりたい方は、今回のブログは読まないでください。

ただ、プログラムを読んで驚いた事があるので、それについてのコメントです。

日本は明確に貧しくなってきている

プログラムには新海誠監督のインタビュー記事が掲載されています。

その中に、社会全体についてこのように書いています。

「世の中が変わって、日本が貧しくなった。
 若い人たちはお金がない、そういう時代だになってしまった」
(転写禁止なので、似た文章を無理やり作っています。)

何と比べて貧しくなったのかといえば「君の名は」を作っていた頃。
たった3年前。

新海監督は1973年生まれですから、今は40代後半。
それでも、仕事柄若い人と会うことも多いのでしょう。

そこからの、実感なのでしょうか。

この1文には、驚きと、「やはりそうなのか」という気持ちが入り混じりました 。

このような気持ちが、作品にも表れているようです。

ナウシカと似ているのかもしれない

「なぜここに『ナウシカ』?」と思われますよね。

もちろん、ここで書いている「ナウシカ」とは、宮崎駿監督の作品です。

宮崎監督が何かに書いていて、印象に残った事があります。
それは、雑誌に「ナウシカ」を掲載していて途中中断し、再開した時の事です。

「掲載をやめている間に、時代が変わってしまった」

確か、そのような事を書いています。

先ほどの新海監督の文章を読んだ時に、同じような感覚を受けました。

時代の変化。

新海監督は、経済と環境と、その両面の変化を感じ、作品に出ているのかもしれません。

好みは分かれるかな

今回の作品も、「君の名は」同様、比較的多くの方が楽しめる作品になっていると思います。

それでも、この作品を好むかどうかは別れてしまうかもしれません。
新海監督も言っているように。

ぜひ、実際に自分で見てくださいね。

参考文献

「天気の子」プログラム

追伸

今、気がついたのですが、映画館で販売されている解説本は「パンフレット」と表示されていますよね。

正しくは「プログラム」のようですね。
最後のページには「本プログラム」と書いてあります。

ちなみに、アメリカで購入した時には「プログラム」でした。