2019年に行ったときにはまだ工事中だった、震災復興祈念公園 旧防災対策庁舎と中橋が完成していました。

南三陸の旧防災対策庁舎

南三陸の旧防災対策庁舎の整備が完成していました。

女性の方が、最後まで避難の放送を続けた事で知られている建物です。

階段も、しっかりと塗装しなおされています。

建物が、キレイになり過ぎて、ちょっと実感が無いような、、

2012年の姿

2012年、私が初めて行った時の写真です。

遠くの山まで見えていますね。

このように比べてみると、建物自体はなるべく現状を残すようにしているのがわかります。

旧南三陸街庁舎

南三陸の旧防災対策庁舎の周りには旧南三陸街庁舎がありました。

この案内板を見ないと、何があったのかなど想像できません。

今では、防潮堤もできて、ちょこんと置いてあるような感じです。

この「旧防災対策庁舎」は、取り壊すのか残すのか、随分と話されたようです。

今のところも恒久的ではなくて、2030年頃に残すかどうか再考するようです。

震災復興祈念公園 祈りの丘

2019年に行った日にOPENした「震災復興祈念公園 祈りの丘」

駐車場もできていました。

さんさん商店街と震災復興祈念公園を結ぶ「中橋」

2019年にきたときにはなかった「中橋」ができていました。

設計は、あの隈研吾さん。
コンペまでしたのですが、結局隈さんが設計したのかな?

隈研吾さんのことを簡単に説明すると、あの国立競技場を設計した方です。

ちょうどこの橋を見たときに、橋の中に人がいたので、面白い渡り方をするんだなと思ったのですが、その答えは正面に行ったときにわかりました。

3つの通路がある橋

この写真を見てお分かりになりますか?

なんと、真ん中の通路が下を通り、その両脇は上を通るようにできています。

3つの通路があるのです。

材料は、南三陸産の杉が使われているそうです。

まずは、下

まずは、真ん中の下を通りました。

雪が凍っていて少し怖い。

帰りは上

車は「さんさん商店街」に停めたので、帰りも渡りました。

写真の右に見えるのがさんさん商店街。

さんさん商店街

さんさん商店街も、隈研吾さんが設計しています。

ここでは食事をしたり、お土産を買ったり、トイレを借りたりできます。

真ん中には、大きな休憩所などもあります。

地盤のかさ上げ

今までの写真を見るだけだとわかりにくいと思いますが、スゴくかさ上げをしています。

例えばこの写真。
海側を見ています。

左にさんさん商店街がありますね。

元々の地盤は、この川よりも少し高い場所でした。

この写真は、山側

川だというのに、ずっと防潮堤ができています。

南三陸の場合、全ての地盤を上げるのではなくて、津波が上がってくる部分に防潮堤を作っています。

追分温泉

次に向かったのが、大川小学校。
行くまでにそこそこの距離があります。

考えるのは、当然のように抜け道です。

思い切って峠越えをしました。

雪のことを忘れていました。
思ったよりも積もっていなくて助かりました。

そこで見つけたのが、追分温泉。

いい雰囲気ですね。

日帰り入浴もできるそうです。

時間がなく通り過ぎましたが、時間があれば寄りたいですね。

こんな山奥まで防潮堤

追分温泉から、海側に向かっている途中で、不思議なコンクリートの壁を見つけました。

まだ、周りは山しか見えませんが、防潮堤ですね。

海との高さを考えて作るので、山の中にまで作る必要があるのでしょう。