大工さんの話

現場周りをするのは、大変ですが実は楽しい一面もあります。

それが職人さんとのお話。

お家づくりの真面目な話から、くだらない世間話まで。

外で仕事をする事も多い職人さんとは、天気の話も欠かせません。

色々な住宅会社を知っている大工さん

今日は、大工さんとお話をしました。

この大工さんは、お父さんの代からお世話になっている方。

話も面白く、昆虫や爬虫類も大好きとあって、お子さん達にも大人気の大工さんなのです。

大工さんは、上棟の時とか一人でできないような時にはお互いにお手伝いをし合います。

その結果、いつの間にか多くの建築会社の家の重要な部分を見て、良し悪しを知ることになるのです。

揺れる家

今回、大工さんから聞いたお話には驚きました。

それは、ほとんどの住宅会社が作る家は凄く揺れると言うのです。

「上に登っていると震度3くらいになるのでは、、、」
と言っていました。

そのために、強固にするまでに仮筋交をたくさん入れて補強します。

それに引き換え、エスホームのお家は建った段階から揺れないのだそうです。

「のだそうです」なんて事を、構造を設計している身からすると変かもしれませんが、そうなのだそうです。

なので、大工さん曰く
「エスホームのお家の構造は、凄く強いよ!自信を持って言えるよ!」
と言ってくれました。

自分が安心して登れる家を作りたい

私が家づくりをすることで、いくつかの基準があります。

その一つが、
「私が屋根に登れる家」
です。

どう言うことかというと、屋根勾配が急だったり、揺れるような家は作りたくないのです。

安心して屋根に登って、屋根の上から景色の写真が撮れる、そのような家が良いですね。

まだまだ先はある

お家の構造は、色々と複雑です。

予算の都合もありますので、全て納得のいく構造になっているわけではありません。

それでも、建った後に問題が起こり、構造を組み替えるなんていうのは至難の技であり、行いたくありません。

臆病になりながら、このような構造なら大丈夫だろうかと考え、社員や協力業者さんと打ち合わせをして考えています。

写真のお家は、今までと少し違った構造計算をしました。
臆病なので、それも2種類。

そのおかげで、スッキリとしたデザインにすることができました。

平家のアメリカンなお家です。

完成が楽しみです!