リクシルさんや大建さん、可愛い建具からカッコいい建具もありますが「もう少しグレードの高い建具がないかな?」とお思いの方にオススメの建具がこちらです!
Kamiya(神谷コーポレーション)の建具
神谷コーポレーション
実は、私も最近まで知らない会社だったのですが、テレビなどにも作品が紹介されている設計士の方から利用していると教わったのが神谷コーポレーションの建具です。
横浜市にショールームがあるので行ってきました!
こちらの建具の特徴は、なんと言ってもフルハイドア!
一推しのフルハイドアも、じっくりと見てきましたよ!
フルハイドあとは?
まずは、こちらの写真を見てください。
![](https://i0.wp.com/www.shome.jp/blogh/wp-content/uploads/2023/01/IMG_7220.jpg?resize=1000%2C750&ssl=1)
左に映っているのが一般的な建具です。
建具の枠があって、高さは2m。
右の白いドアがKamiyaのフルハイドア。
ドアの高さが天井まで届いています。
それにドア枠が無い!
高さとドア枠がない、この2つは最近のデザインを重視する設計事務所が好むデザインなのです。
真っ白だと、隠し扉のようにも見えますね。
この枠が無いのと高さが高いのがKamiyaのフルハイドアの特徴です。
簡単そうに見えて、実は作るのが難しいのです。
特に、2mを超える高さの建具はトラブルが起きやすいので注意が必要です。
反りに対して永久保証!
建具で多いトラブルの一つが「反り」です。
「反り」とは、建具が曲がってしまう事を言います。
最近のお家は性能も高くなりましたが、部屋間の温度や湿度の差は多少出てしまいます。
特に、洗面脱衣室やリビングが隣同士になると、湿度の差は大きくなってきます。
そうしますと、湿度の差により表面の伸縮率が変わることで反ってしまうことがあるのです。
背の高い建具ほど、その反りが出やすい傾向にあります。
そこで、Kamiyaでは建具の中に鉄パイプを入れるという技を開発しました。
それも、2本も入っているのです!
確かに、あそこまでやれば反りは出なそうですね。
自信もついたのか、とんでもない保証に出ました。
反りが出たら建具を提供する、それも永久保証です!
ショールームには、しっかりとポスターも貼ってありました。
![](https://i0.wp.com/www.shome.jp/blogh/wp-content/uploads/2023/01/IMG_7223.jpg?resize=737%2C1000&ssl=1)
建築部材は使用期間が長いので永久保証というのはまず無いのですが、思い切りましたね。
施工手間はお客様負担とのことですが、この辺りは仕方の無いことでしょう。
鏡面仕上げの建具
エスホーム事務所の1階でも利用していますが、鏡面仕上げの建具も展示してありました。
写真を撮っている私がしっかりと映っていますね。
真ん中の2枚の建具を見てください。
建具の開閉を支える蝶番が見えません。
![](https://i0.wp.com/www.shome.jp/blogh/wp-content/uploads/2023/01/IMG_7213.jpg?resize=1000%2C750&ssl=1)
蝶番は、建具の厚みの中に入っています。
それも、すっきりしている理由の一つです。
一番左は上と下に銀色の金物を見ることができますが、これらが蝶番になっています。
通常の、建具の間に2〜3ヶ所ついている物とは、このような場所でも違うのです。
ドアノブ等は「kawajun」を利用しているので、デザイン・高級感ともにバランスよくなっています。
絵などを飾れる建具
Kamiyaさんでは、ただの建具を作るのに飽きたのでしょうか、とうとうこのような建具を作ってしまいました!
絵を飾ったり、デザインできる建具です!
絵を飾れる建具
まずは、絵を飾れる建具です。
なんと、建具に額がくっ付いています。
![](https://i0.wp.com/www.shome.jp/blogh/wp-content/uploads/2023/01/IMG_7232.jpg?resize=750%2C1000&ssl=1)
写真だとそれほど大きく見えませんが、実物を見ると結構なサイズです。
この額は、けんどん式になっていて上に上げることで簡単に外すことができます。
この機構ができていれば、自分で何かを作って飾ることも簡単にできそうです!
ファブリックドア
下の写真を見てください。
建具の真ん中あたりに柄がありますね。
![](https://i0.wp.com/www.shome.jp/blogh/wp-content/uploads/2023/01/IMG_7226.jpg?resize=750%2C1000&ssl=1)
この柄は、布が収められているのです。
布自体は簡単に変えることができるので、あなたの好きな柄や絵を入れることができます。
お子さんの部屋にも楽しそうです。
隠し扉
イレギュラーな利用の仕方なのですが、こちらの扉も紹介します。
ありそうで無かったこの扉、特徴はクロスを張ることができる扉なのです。
昔は有ったのですが、反ってしまったりトラブルも少なくありませんでした。
![](https://i0.wp.com/www.shome.jp/blogh/wp-content/uploads/2023/01/IMG_7237.jpg?resize=1000%2C750&ssl=1)
kamiyaでは、絶対的に反りに対する強みを活かして、クロスを貼れる建具を出しています。
今となっては、他では無い扉なのです。
そのクロスが貼れる扉を、収納の扉に利用しています。
写真の真ん中辺がそうなのですが、パッと見わかりにくいですよね。
これはいいアイデアなので、私も自邸で応用してみようかと思っています。
珪藻土を塗っても大丈夫か聞いてみたのですが、ドアの振動で珪藻土が割れるかもしれないとのことでした。
建具の両側がガラス!
このような高級感たっぷりの建具もありました。
なんと、建具の両側がガラスで、建具枠もありません!
![](https://i0.wp.com/www.shome.jp/blogh/wp-content/uploads/2023/01/IMG_7219-1.jpg?resize=1000%2C750&ssl=1)
ちょこっと上下にヒンジが見えますが、すっきりの極みですね。
超高級建具もありました!
このような建具を利用する人もいるんだろうなという建具もありました。
こちらです。
左(オレンジ色)は、牛革が貼ってあります。
右(黒)は、クロコダイルの皮が利用されています。
![](https://i0.wp.com/www.shome.jp/blogh/wp-content/uploads/2023/01/IMG_7215.jpg?resize=1000%2C750&ssl=1)
クロコダイルのお値段は、500万円オ~バ~!!!
しっかりとワニさんの皮を利用しているそうです。
収納扉もフルハイドア!
もちろん、収納の扉もフルハイドアです。
![](https://i0.wp.com/www.shome.jp/blogh/wp-content/uploads/2023/01/IMG_7231.jpg?resize=1000%2C750&ssl=1)
どのように補強しているのか気になりますが、スッキリしていますね。
クローゼットようには、大きな鏡がセットされている建具もありました。
![](https://i0.wp.com/www.shome.jp/blogh/wp-content/uploads/2023/01/IMG_7218.jpg?resize=1000%2C750&ssl=1)
ショールームでは合わせ鏡に、、、、吸い込まれそうです。
ドアの交換サポート!
フルハイドアの永久保証の他にも、面白いサービスをしています。
それが「建具の交換サポート」です。
一般的に、建具はつけてしまうと交換は難しい場合が多いのです。
特に、金物などが違ってしまったり枠まで交換しなくてはいけないなど、うまくいかないことも多いのです。
![](https://i0.wp.com/www.shome.jp/blogh/wp-content/uploads/2023/01/IMG_7225.jpg?resize=750%2C1000&ssl=1)
途中でペットを飼うことになったので、ペット用のドアに交換するのもありなんですね。
もちろん、逆もあるでしょう。
このサービスは長く住んでいると感じられる、とってもいいサービスです。
Kamiyaの建具、オススメの人とは?
kamiyaの建具をオススメの人は、
- 少し高級感が欲しい
- ハイドアにしたい
- 変わった使い方がしたい
という方でしょうか。
紹介してくださった方も、
「オーダーの建具も流行っているけれど価格が高くなりがち、
kamiyaの建具なら、価格を抑えられる」
と言っていました。
サイズも、オーダーしやすいようです。
![](https://i0.wp.com/www.shome.jp/blogh/wp-content/uploads/2023/01/IMG_7212.jpg?resize=1000%2C750&ssl=1)
近くのショールームは、横浜か仙台なので簡単に行ける場所ではありません。
サンプルなどはご覧いただけますので、ご検討されるのも良いかと思います。