とうとう、本格的に工事が始まります。

前日に、南側の方と東側の方にご挨拶と工事の説明をしてきました。

寒い中、業者さんが一生懸命掘ってくれています。

山盛りになる土

現場に行くと、小さな山がいくつか出来ていました。

この山は、擁壁の内側を掘って出た土です。

気をつけながら中に入っていくと、お城の堀が出来たようになっていました。

思ったよりも深いですね。

擁壁の基礎も、思った以上にしっかりと出来ています。

私が住む前に住んでいた方は基礎屋さんだったそうです。
自分達で基礎を作ったのでしょうか。

そして土を盛ったのかもしれません。

下水の最終升

下水を流す最終升の周りも掘ってありました。

昔ながらのコンクリート製。
今は、住宅では使いません。

少し、水道管を破損してしまったとのことで、水が漏れてしまいました。

現場仕事をしていると、色々な事に巡り合います。

土間?基礎?

地面の下の方からは、土間のようなものが出てきました。
写真真ん中の少し下です。

何なのか、なぜここに有るのかよくわかりません。

不法投棄のような物が無いことを願うばかりです。

そう言えば、地盤調査の方が調査出来ずに苦労していました。

多分、これが原因だったのでしょう。

まさか、こんなところから出てくるとは!

掘っていくうちに、業者さんから電話が来ました。

まさか、そんなものがここに有るのか!
という物が出てきました。

下の写真の真ん中あたりの白い部分です。
ここは、もともと土が60cmほど盛ってあった場所です。

そこから何が出てきたのでしょうか?

見えるのは、丸いコンクリートの蓋。

これが何かと思ったら!

井戸の蓋!

真ん中あたりのグレーの部分。
ここが井戸のコンクリート蓋です。

けっこう、しっかりした井戸のようです。

業者さんが蓋を開けてくれました。

下の方には水が溜まっているのも見えます。

昔はポンプに繋いでいたのでしょうか、塩ビパイプが2本垂れ下がっています。

災害時のためには取っておくといいのかもしれませんが、まともに使えそうもありません。

井戸はそのままにしておくと危険でも有るので、埋めてもらう事にしました。

土は、かなりの量を処分する予定だったので、業者さんからすると助かったでしょう。

境界もわかるように

この土地は、比較的境界がはっきりしていたのですが、将来のことを考え念の為「境界協定」を行いました。

特に、南側の方と東側の方と境界の打ち合わせをしました。

その中でも、一番難しいのがここ。

3軒の境界が集まっています。

ここには、週明けに測量士さんに仮杭を入れていただき、隣地の方に再度ご確認をいただきます。

何回もやるようですが、大切なことなので丁寧に行います。

今、しっかりと境界をはっきりさせておかないと、子、子孫が大変苦労する事になるのです。
それないに費用はかかりましたが、やって良かったです。

不思議な壁

この土地と建物は、中古で購入しました。

そのため、なぜこのようになったのか知らないのですが、不思議な場所があります。

それがここ!
わかりますか?

擁壁ブロックと、建物がくっついているのです。

この作りだと、建物のほうが先だと思いますが、思いっきり建物にくっつけて作っています。

その隙間、私の指が入らない程です。

作るのも作りにくかったことでしょう。

工事はまだまだ始まったばかり。

さて、これから何が起こるのでしょうか?