現在の建築の技術はどんどん進化しています。その中でエコ住宅の中心にいるといっても過言ではない松尾先生のセミナーに参加していました。

以前にも受けたことがあるので、もう3年ぶりでしょうか。月に1度、6回のコースになります。前回は、ちょうどコロナが流行り始めた頃でした。

懇親会の時に、松尾先生と。

松尾式 Ver2!

今回は、松尾式と呼ばれる「小屋裏エアコン・床下エアコン」のシステムがより改良され、バージョン2の発表もされました。

私が受けようと思った時にはバージョン2が発表されることなど知らなかったので、新しいシステムを直接聞くことができてとてもラッキーでした。

このシステムは、いつになるのだと噂も消えてしまった私の自邸にも採用する予定です。

換気が変わる松尾式Ver2

松尾式バージョン2は、換気方式が大きく変わります。今までは松尾先生は3種換気を利用していました。

私としては3種換気は利用していなかったのですが、とうとう松尾先生も熱交換付き1種を使うことにしたのです。

ただ、その目的は若干違っています。

私は、熱効率を良くするために1種換気を採用していました。エネルギーを60〜70%も取っておいてくれるのは魅力的ですよね。

松尾式Ver2は少し違います。絶対湿度を下げるために熱交換付1種換気を採用しました。絶対湿度はあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、最近の建築業界では注目されている単位です。絶対湿度を下げることにより、気温を極端に下げずに快適な空間を保てるようになるので省エネにもなりますし冷え性の方にも優しいお家にすることができます。この点につきましては、また別な機会にお知らせします。

ところが、絶対湿度を表示してくれる測定器があまりないのです

松尾式Ver2にも役にたつ測定器!

というわけで、測定器を作ってみました。

それがこちらです!

元々は、父のために作った測定器でした。

測定器というよりも警報器に近い作りです。どのような機能を持っているのかというと、気温や湿度を色で表現するのです。

父には「18度以上で生活してね!」と言っていたのですが、温度計など見ません。そこで、この警報器を見るように言っていたのです。寒くなると赤くなるので「赤くなったら、死ぬからね!」と口うるさく言っていました。

それを改造して、松尾先生が言っていた絶対湿度を表示するようにした物です。

その絶対湿度も、一般で販売されているものは「容量絶対湿度(g/m3)」を表示します。しかし、松尾先生は「重量絶対湿度(g/kg)」を利用することが多いのです。そこで、「容量絶対湿度(g/m3)」も「重量絶対湿度(g/kg)」も表示するようにしました。

ついでに、露天温度も表示するようにしました。

松尾先生にもプレゼント!

勉強中の雑談の中でプログラムの話が出て、私がこの事を話しました。そしたらとても興味を持ってくれました。

そして
「3台欲しい、お金は払うから」
という連絡が来たのです。

今まで大変お世話になっている方なので、
「そのくらいならプレゼントさせていただきます」
と、昨日開催された勉強会に持って行きました。

まだまだ改良も必要なので、松尾先生にもご意見をいただければと思いお願いをしてあります。

将来には、お客様にプレゼントをできるように!

この測定器?警報器?は、将来はお客様にプレゼントしようと思っています。

安心して、お住まいになっていただきたいのです。

この測定器は、明日の見学会にも持っていく予定です。

今からでも間にあいます。

ぜひ、見学会にご参加ください!