松尾先生が設計したお家を見学させていただけると言うので、行ってきました!

場所は、大阪市の桜井駅近く。
なんと、日帰りで宇都宮、大阪です。
片道、約5時間かかります、

今回は、5人の社員も行きましたので、合計で6人が大阪日帰り。
これは楽しい旅、いえいえ良い見学になりそうです!

会場は、阪急桜井駅近く

大阪駅で少し乗り換えを混乱した以外、すんなり到着しました。
便利な世の中になりましたね。

お家は「大正時代」を彷彿とさせるデザイン

お家は、少しレトロチックなイメージ。ご家族3人で住むのだそうです。

お施主様のお家に対するイメージが固まっていたそうで、そのイメージを形にすることになったそうです。

それなりの資産家のかたがお住まいになるのかと思っていたのですが、建築の仕事をしているならほとんどの人は知っているという大きな設備会社の社長さんのお家なのだそうです。さすが。

写真をお見せしたいのですが、それらの事情からお見せすることは出来ません。私の拙い文字でイメージしてください。できるかな〜。打ち合わせの時にお見せしますね。

外観は、タイルも多用!

外観には、タイルを多く採用しています。縦目時のベージュと、菱形のグレーを窓の配置に合わせて貼ってあります。

屋根は寄棟。寄棟は通気を取るのが難しく、松尾先生はお薦めしていない屋根形状なのですがここでお会いすることになるとは!多分、道路斜線とか法律上の問題かと思います。

駐車場には、松尾先生のBMWが!

玄関の上り框も松尾式!

今回の玄関も、松尾先生がよく採用している2段になった玄関です。敷台のようなものがあり、上り框は少し高めなのですが、実は玄関に座れる高さにもなっています。

土間収納もしっかり確保。ドア付きで使いやすそうです。

大きな吹き抜けのリビング

リビングに入ると、大きな吹き抜けがあります。
この天井に特徴があります。三角形(1辺60cm位)の格子で覆われています。これは、私の拙い作文能力では説明できません。ぜひ、お会いすることがあったら声をかけてください。写真をお見せします。

天井からは、丸い紫色の蚕のような照明が3つ下がっています。

2階の吹き抜けの手すりは、ガラスが入っているのでより広く感じられます。

リビングに面した1階部と2階部には、たくさんの本棚がありました。どのような本を読んているのでしょうか。

豪華な和室も!

リビングの隣には、書院もある豪華な和室がありました。
欄間も付いています。

応接室は、まさに大正時代!

2階にある応接室は、勾配天井になっています。

そして照明が豪華、今でもこのような照明が売っているのかと驚くようなデザインです。
よく見つけてきましたね。

床は「グラスゴー」に似たデザイン。
巾木はタイルを縦張りしています。

かなりのこだわりを感じる部屋です。

松尾式の空調設備は、80坪のお家を3台のエアコンで快適に!

一番の注目でもある「松尾式エコハウス」。

今回のお家は80坪もあるので、冷房は2台のエアコンで行います。
小屋裏に1台と、予備で洗面脱衣所に1台設置してあります。

この日は暑く、朝から80名ほどの見学者がいたにもかかわらず、建物の中はとっても涼しく気持ちの良い環境を保っていました。

冷房のための小屋裏は、とってもキレイに整理されて作られていました。システムは、松尾式のVer2を採用しています。今年発表になったVer2、採用している方も出てきていますね。

暖房は、床下エアコン1台。予備で小屋裏エアコンを利用します。

いずれにせよ、冷房も暖房も2台の一般家庭用エアコンで80坪、160畳のお家を快適にするのですから凄いですよね。

参考にさせていただきます!!

実質滞在時間は、1時間。

かなり忙しい見学でしたが、学ぶ事がとっても多かったです。

一緒に行った社員にも本物を見せる事ができました。
本物を見せる機会は、なかなか無いのです。

この貴重な機会を、これからの家づくりに活かしていきます!