海岸沿いを走るのが好きです。
ぐわんぐわん曲がっていたり、景色が急激に変わったり、と思ったら緩いカーブを気持ちよく抜けていく。

ここもそのような場所で、今まで止まったことが無かった場所。
カッコ良い施設ができていたので覗いてきました!

石巻市北上地区

広い川の河口付近、この川のもう少し上流側に大川小があります。
以前は、ここにも松がたくさん植えられていたらしいのですが、流されてしまいました。

この道の隣にあったのが、こちらです。

震災の慰霊碑。

こちらにあった小学校のお子様7名、教師1名が亡くなったそうです。

このモニュメントはイヌワシ。
ちょうそイヌワシの足元あたりが津波の高さになっています。
写真からではわかりにくいと思いますが、かなり高い場所にあります。

イヌワシのオブジェの右側には、無くなった方のお名前が刻まれていました。
この地区のみかと思いますが、数えるのが大変なほどです。

このように、各地にどのような津波が来ていたかを残すことは、これからの被害を少なくすすることを考えるととても大切なことです。

栃木にいると、どうしてもこのようなことに疎くなりますね。

月浜公園

慰霊碑の隣には、月浜公園があります。

お土産屋さんと、バードウォッチングができるビジターセンターがありました。

お土産屋さんでは、石巻の航空写真集が発売されていたので購入しました。
著作権上こちらには掲載できませんが、かなりの航空写真が残っていることに驚きました。
航空写真て、楽しいですよね。

ビジターセンター

鳥類に関する展示施設になっていました。

気になる顕微鏡がありました。
「慶應 日吉」と言うシールが貼ってあります。 

なぜ慶應大学の顕微鏡があるのか聞いてみました。
こちらから少し北の方に慶應大学で森を持っているそうです。
そのため、震災の際に慶應大学で支援に入りました。
その時に、古いのでよければと戴いたそうです。

ちなみに、こちらにいらっしゃった方のお一人は慶應大学卒だそうです。

ビジターセンターには、キッズコーナーやお土産やさん、トイレもありますので、こちらの方にいらっしゃった際には休憩に利用させていただきましょう。

ハザードマップ

この辺りのハザードマップが貼ってありました。

右側が河口。

真ん中あたりにある橋の右側が大川小学校です。

この地図を見ると、河口から5km位まで津波の高さは5mにもなるようです。

左の方の津波は低くなりますが、それでも河口から10kmくらいにもなります。
かなり深くまで到達するのですね。

栃木県でも土地購入を考えるときにはハザードマップを見るようになりました。
気をつけた方が良いのは、こちらは津波、栃木では川の氾濫が主ということです。

次回は、大川小です。