コンクリートを打つ前に設置するのが「鎮物」です。

「鎮物」とは、地鎮祭の時にもらうお札のような物を言います。
工事の安全を願っている物です。

下の写真が「鎮物」です。

コンクリートを流した時に、どこかに行ってしまわないように固定しています。

中には、お札というよりも小さな模型のような物が入っています。

「人形、盾、矛、小刀子、長刀子、鏡、水玉」の七種が入っているそうなのですが、開けてはいけないものなので私も見た事はありません。

お供え場所はお家の中心。下の写真の青い矢印の所です。

なんとなく、気持ちが落ち着きますね。

余談ですが、昔はうっかり鎮物を設置し忘れてしまう事も多々あったようです。

工事管理者が地鎮祭の時に神主さんから渡されるのですが、そのまま車の中にあったり事務所に置きっぱなしだったり。

そのようなことが無いように、気をつけて進めていきましょう!