屋根は、2階の上と、1階の上の2ヶ所あります。今回は1階の屋根、よく下屋と呼ばれる屋根を工事します。

順番は前後しますが、まずは構造面材にもなる24mmの合板を貼ります。この合板のおかげで大空間を作れることができ、火打ちと呼ばれるつっかえ棒のような部材も省略することができます。

また、こちらの屋根は2寸勾配と緩くなっています。作業もしやすそうです。

垂木(たるき)を取り付けます!

2階の屋根と同様に、垂木を取り付けていきます。今回は、軒の出を900にしましたので、大きく出ているのがわかりますね。お家の寿命を考える方が増えていますが、寿命を伸ばしたいのであればこの軒の出をしっかりと取ることが大切です。

真ん中あたりには垂木を付けていません。これは急遽試した方法です。この面は垂木を省略し断熱材だけを敷き込みので断熱性能を上げることができるようになるのです。

屋根の断熱を良くすることは、快適性・省エネ性ともに大切なことなのです。

ブルーシートの中には、大量の断熱材が入っています。

断熱材を敷き始めました!

垂木の部分から、断熱材を敷き始めました。

垂木間の通気もしっかりと!

屋根の通気もしっかりととらなくてはいけません。特にこの屋根は1辺が長いのでより多くとらなくてはいけないのです。写真を見ていただくと、点線のようになっている部分がありますが、まさにその部分が通気を取るための場所です。

全面、断熱材を敷いていきます!

断熱材を広く敷いていきました。

写真の左下の部分は、外部にかかる屋根なので断熱材は入れません。

残念ながら私も予定があり最後まで見ることができませんでしたが、良い感じに進めてくれています。職人さんはさすがですね。

屋根断熱の性能は?

ちなみに、屋根の断熱材の厚さですが、グラスウールで300mm位有ると全然違うと聞くことがあります。グラスウールの性能にもよってしまうので一概にどのくらいと言うのは難しいのですが。

参考までに、グラスウール300mmは、ざっくりで言うとネオマフォームの200mmくらいです。なので、もっと屋根の断熱材は増やす予定です。