比較住宅見学会、それはお家の大切なところを見ることができる見学会です。

11月23日(土)、24日(日)に開催した、2棟同時見学会のうち、工事中の見学会の様子をお伝えします。

家の中がスケルトン

広さは約27坪と少し大きめの平家住宅。
リビングを中心に、寝室と子供部屋を東と西に配置したお家です。

工事中を見ていただくのですが、今回はちょうど良いタイミングでした。

構造が立ち上がり柱や梁が見え、断熱工事もほとんど終わったところです。

家の中は壁はまだなく、端から端まで見渡せる状況です。

これなら、ゴマカシもできませんね。

寒い日で日たが、、、

見学会を開催した2日間、残念ながら天気は悪く、雨に見舞われ外は寒々としていました。

27坪と広い空間でしたが、ファンヒーターは中型の物が1台で暖かくなっていました。
お話をすると、驚かれている方も少なくありませんでした。

暖かい理由は、外張り断熱の威力と、少しでも隙間をなくそうとする工夫からです。

例えば下の写真。
柱と床にある少しの隙間ですが、発泡剤で埋めています。
(白いものが発泡剤です)

この床の処理も大切です。
というのも、不快感を感じる原因がここにあるからです。

その理由を、順番を追って説明します。

  1. お家の中が暖まります。
  2. 暖かい空気が、上にのぼります。
  3. 暖かい空気が上に登ったので、その分の空気が床下から吸い込まれます。
  4. 床下から吸い込まれた空気は冷たいので、足元付近を冷やします。
  5. 足元が冷たく、頭の方が暖かくなるので、不快感が増します。

下から上に空気が循環してしまうということです。
それらを無くすことも大切なのです。

暖かい空気が逃げないために

暖かい空気が逃げない工夫も必要です。

その1例がこちらです。

銀色の部分が、換気扇のダクトで、ピンクがかった部分が断熱材です。
断熱材に穴を開けてダクトが外に抜けるのですが、どうしても隙間ができてしまいます。

その隙間を埋める部分にも、発泡剤を利用します。
なかなかの優れものなのです。

家を強くする筋交

震災から随分と経ちましたが、しっかりした家に住みたいですよね。

その基本となるのが筋交(すじかい)です。
簡単に言うと、家のつっかえ棒のような物です。

平家だと言うのに、角には「ダブル」で入っています。

「ダブル」とは、簡単に言うとバッテンで入っている構造です。

片側1本でも、計算上大丈夫なことが多いのですが、エスホームではほとんどの角はバッテン(ダブル)で入れています。

もちろん、その方が強いからです。

柱と基礎を結ぶ、ホールダウン金物

お家には、金物も重要です。
その代表格が、このホールダウン金物です。

柱と基礎を太いボルトで直接結びます。

なぜ、これが必要なのかと言うと、地震でお家が縦に揺れたとき、家が基礎からずれないようにするためなのです。

阪神大震災の際にはこの金物はまだ普及しておらず、多くの家が基礎からずれてしまったそうです。

3〜4本くらいしか入っていない会社もあるようなのですが、エスホームでは20本近く入れていることが多いです。

バランス良く入れることを考えています。

電気配線も要チェック!

工事現場を見る機会がありましたら、電気配線も確認してください。

キレイに配線されているか、会社によって結構違うものです。

また、コンセントやスイッチの位置も見ておきましょう。
使い勝手に直結しますので。

お風呂の下も、見れました

建築途中のお家を見る上で大切なことは、完成すると見えなくなってしまうところを確認することです。

その一つが、こちら。
お風呂の下側です。

エスホームでは、お風呂の部分は基礎断熱を採用しています。

高性能な断熱材のネオマフォームが貼られているのがわかりますね。

必ず確認しよう!

お家は、完成したらキレイなのは当たり前です。

完成したお家を見て、一般の方が良し悪しを判断するのはとても難しいでしょう。

そこで参加していただきたいのが、今回のような工事中の見学会です。

作っている途中のお家を見て、安心できそうかを感じてください。

実際のところ、女性の方の多くは「あまり興味無い」とおっしゃるのですが。

男性の方は、興味ありありで見学される方が多いですね。

12月にも、見学会を開催します!

12月は、21日(土)22日(日)に見学会を開催します。

今度は、宇都宮の西の宮団地、西側です。

詳しくは、下ボタンをクリックして表示されるホームページに掲載予定です。
お申し込みをいただければ、見学会の案内を送付させていただきます。

それでは、12月の見学会を楽しみにしてくださいね!