LIXILの見学に行く前に、せっかくだからと広澤美術館に行ってきました!

廣澤美術館とは、1代で財を成した広澤さんが作った美術館です。設計は、あの隈研吾さん。ほんと、どこにでも出てきますね。

隈研吾さんが設計した「廣澤美術館のあるヒロサワシティは、まるで「スミソニアン博物館」を作ろうとしているようでした。」

下の写真は「廣澤美術館」の入り口です。

この建物の面白いところは、石で囲われているところです。隈研吾さんというと、オリンピックを開催した国立競技場のように木でできていることが多いのですが、今回は石です。

この石、どこから持ってきたのかというと廣澤さんが収集していた石なのだそうです。こんなに大量な石まで集めていたとは。

お庭もすごいです。ここまで作られたお庭は、なかなか見れないですね。

今までの3枚の写真を見て気がついたでしょうか。電線などの邪魔な物が写っていません。きっと、その辺りまで考えて計画しているのでしょう。

美術館の中の写真は撮れないので、お見せすることはできません。
特集を組んで展示しているようでした。

隈研吾さんの設計した建物自体はそれほど大きくはありません。
この建物以外にたくさんの建物があり、そこにも多くの美術品が展示されています。

あれだけ色々な美術品があると、美術に興味のない人も1つくらいは気になる物が見つかるのではないでしょうか。

下の建物の中には、人間国宝の方が作った焼き物が展示してあります。この建物も保存のために移築したのでしょう。

新幹線に飛行機、蓄音機まで!

今回は見ることができなかったのですが、廣澤美術館のあるヒロサワシティには様々な展示物があります。

新幹線やD51、飛行機ではYS11や、南極に行ったヘリコプター、いったいどのような考えで収集してるのでしょうか。

まるで、小さなスミソニアン博物のようだと思ってしまいました。

蓄音機のコーナーではレストアまでしていて、実際に音を出して聴くことも出来ます。奥にはオシロスコープまで揃えてあって、本格的に修理をしているようです。

何気ない物かもしれませんが、何しなければ失われてしまうものばかり。それらの保存を積極的に行っていることがいることなど知りませんでした。
費用もかかりますので、なかなかできることではないですね。

全体的に見学できるようになれば、小学生以上のお子様でも楽しめる物がたくさんあります。
栃木県からならば日帰りでも従分に行くことができます。
ぜひ、足を運んでください。

宿泊施設もあります!

ヒロサワシティには、宿泊施設もあります。このドーム状の物もその一つ。確か、この建物は発泡スチロールでできていたはず。

ゴルフ場もあるので、そちらでご存じの方もいらっしゃるかもしれませんね。

お昼は、レストランで

お昼は、ヒロサワシティのレストランでいただきました。この建物も、なかなか凝っています。

私は、パスタと自家栽培のバナナジュースをいただきました。なんと、バナナも栽培しています。美味しかったですよ。

まさか、新宿で出会うとは!

廣澤美術館には、彫刻もたくさん置いてありました。それも、申し訳ないのですが、無造作に置いてあります。展示しているような、ただ置いてあるだけのような、、、。いまいち、価値がわかりません。

ところが、その3日後、実はとっても凄い方の彫刻であることを知りました。

その写真が、こちらです。廣澤美術館に置いてあった彫刻の一つが、この赤い彫刻のシリーズだったのです。

場所は、東京の新宿。スクエアエニックスのカフェの外に置いてあります。

広澤さん、凄い収集家なんですね。

ヒロサワシティ・廣澤美術館

http://www.shimodate.jp/index.html

〒308-0811 茨城県筑西市 ザ・ヒロサワ・シティ
TEL 0296-21-1234 FAX 0296-24-7837

宇都宮市からは、車で1時間ほどです。