あわや、仮住まいのマンションが火事になったかもしれない、恐怖の延長コード!

家づくり、知っておいて欲しい事 色々な事 製品レポート!

家が建築中なので、今はマンションに仮住まい。
引っ越しは何度もしましたが、マンションに住んだことは無かったのでこの機会にとマンションに住んでいます。

築20年くらいにはなるのでしょうか、最近は大規模なメンテナンスが入りとってもキレイになりました。
5ヶ月ほどかかった工事でしたが、大きな足場を組んで気を遣いながら工事をされていました。
同業者として、応援したくなりますね。

そんな中、寒くなってきたので我が家に登場したのがデロンギのオイルヒーター
風も出ずに、柔らかく部屋を温めてくれるので気持ちの良い暖かさです。
電気代を考えなければ、良い選択です。

ところが、事件が起きました。

電源の延長コードが焦げていたのです!

焦げた延長コード!

デロンギのオイルヒーターの様な暖房器具は、部屋の中心に置いておいた方が全体が温まるような気がします。

しか〜し、コンセントが届きません。
そこで登場するのが延長コード。

ついつい、使ってしまいました。
そして、延長コードとプラグが邪魔だからとソファー下の空いている隙間に隠していました。

掃除をしようと引っ張り出したら、こんなになっていました!

真っ黒焦げではありませんが、焦げて変形までしています。

きっと、きっと、きっと!
火を吹いていたに違いありません!

いや〜、恐ろしいです。

調べてみると、オイルヒーターのコンセント付近は気をつけた方が良いようです。

古い延長コードですが、容量も足りているしなんとかなると思っていたのが大間違いでした。

昨年末にも、近くのマンションで火事があったばかりです。

あなたも、身の回りにあるヒーターをつなげたコンセントがあったら点検したほうが良いですよ!

それでは、お気をつけて!!

宇都宮市若草 自邸の工事 基礎配筋工事が始まりました!

西村邸の家づくり

宇都宮市若草の自邸ですが、とうとう基礎配筋工事が始まりました!

最初は、地中梁から!

ぶっとい地中梁!

今回のお家は、開口部も多く、部屋も広く作っているので地中梁がいくつか出来ました。

まずは、地中梁から施工スタートです。

一般的にベタ基礎の場合耐圧板というコンクリートの面で建物の荷重を支えます。しかし、耐圧板が曲がってしまうことがあるような場合や、荷重のかかっている柱がある部分には今回のような地中梁が必要となります。

基本的に、今回のお家はグリッドポストという地中梁を極力減らす事を考えた工法なのですが、それでも地中梁が必要になってしまいました。

下の写真のL字型のところと、U字型のところが地中梁です。

グリッドポストの配筋!

次に、グリッドポストの配筋を行いました。

3本づつ並んでいるのが、グリッドポストの地中梁です。
上下に2段になるので、こちらは下側です。

グリッドポストは、最終的にアンカーで止めます。
そのアンカーの穴が鉄筋に当たらないように鉄筋を配置します。
そのためのマークシートを作りました。

耐圧板の鉄筋 南北方向!

次に、耐圧板の南北方向に鉄筋を並べていきます。
この耐圧板の鉄筋は、エスホーム標準仕様と一緒なので、ストレスなく進めることが出来ます。

東西方向の鉄筋を配置します!

次に、東西方向の鉄筋を配置します。
まずは、グリッドポストの鉄筋から。

写真が暗くなってきていますが、この頃には午後4時を過ぎていました。

1日目 終了

日も暮れてきて、1日目は終了しました。

ほぼほぼ完成が見えてきました。

今回は、鉄筋工の方々にお願いしたのでスムーズに進めることが出来ました。

なかなか、壮観ですね!

2日目 完成です!

2日目は、午前中に用があり午後に現場入り。
すでに鉄筋工事は終わっていました。

基礎屋さんも初めての工事だったのでもっと時間がかかるかと思っていたようですが、予定の半分くらいの工期で完了しました。

完成したので、記念撮影!

配筋工事が完成したので、記念撮影です!

細かいところの微調整は必要なので、基礎屋さんとも打ち合わせをしました。

今回の配筋をやって気がついた事は、断熱材を敷いたことで配筋が安定しているという事です。
一般的には砕石を敷いて防湿コンクリートの上に鉄筋とスペーサーを置くのですが、フワフワしてる事もあるのです。
今回の鉄筋は、しっかりとしていると感じました。

木造軸組も、いつもとは違う金物工法を採用します。
強度が出たり良いところもあるのですが、今まで以上の精度が求められます。
さて、スパスパ行くのでしょうか!

次回は、配筋検査を受けます!
お楽しみに!

宇都宮市若草 自邸 基礎下の断熱材を敷きました!

西村邸の家づくり

今回の基礎工事のメインの一つ、それが基礎下断熱材です!

一般的に基礎下は「砕石」と言って砂利ですが、こちらには断熱材を敷き込みます。

なぜかと言えば、床下エアコンにする場合床下にエアコンの暖かい空気を送り込むわけですが、基礎下から熱が逃げてしまうからなのです。

どのくらいかというと、エネルギーの40%になるというデータもあります。

ただ、結構費用もかかるので実際にやることはまだまだ少ない工法です。

今回、自邸なので実験も含めて基礎下断熱材を採用することにしました。

材料は、ミラフォームDF3!
厚さは50mmです。

もっと厚い断熱材を利用しても良いかと思われるかもしれませんが、断熱材が浮いてしまう心配もあります。
そのような心配を無くすためにも、50mmにしました。

ミラフォームDFシリーズ!自体50mmまでしか無いのも、そのような理由があるのかもしれません。

ミラフォームDF3は、熱伝導率が0.028m2K/Wと高性能な断熱材です。

ミラフォームDF!

材料は、ミラフォームDFを基礎屋さんの要望で採用しました。
と言うのも、私が捨てコンの上に防湿シートを敷きたいと言ったところ、こちらを使用できないかと言われたのです。
試しにと、採用しました。

ボードの周りにフワフワしたものがありますが、それが防湿シートです。
0.15mmの厚さがあり、下からの湿気を防ぎます。
一般的には、ビルやマンションに採用する物です。

基礎下断熱材を貼り始め!

端から、基礎下断熱材を貼り始めました!

ここの配置をしっかりしておきませんと、余計な隙間ができてしまうので慎重に置いていきます。

平らな部分は、終わりました。

これから、地中梁の部分に入ります。

地中梁の部分は、斜めになっているので収まりが悪いのです。

そこで、細かく切って断熱材を置いていきます。

地中梁や外周部につきましては、収まりが悪いことが予想されたので先に防湿シートを捨て貼りしておきました。

地中梁の部分は、施工が難しい!

平らに敷く部分は、早く工事が完了したのですが、地中梁の部分は細かく切り分けて捨てコンに合わせなくてはいけないので手間がかかります。

もう、日も暮れてしまったので今日はここまで。
もう後少しなので、次の日に持ち越しました。

霜が降りていました!

次の日の朝、現場に行くと断熱材の上に霜が降りていました。

私が行った時には既に基礎屋さんが来ていて断熱材の施工をしてくれていました。

上から見るとなかなか壮観です。

キレイに貼れています。

基礎下断熱の効果が出ると嬉しいですね!

グリッドポストの位置を出しました!

今回の基礎の目玉第2弾!
それがグリッドポストです。

グリッドポストとは、基礎の立ち上がりを極力減らす工法です。

立ち上がりが無い分、コンクリートの束のような物を立てて柱などを支えます。

しかし、グリッドポストを立てる位置に鉄筋が重なってはいけないので、そうならないように位置を出しておくのです。

グリッドポストの位置がわかりやすいように、ボルトや鉄筋の位置をわかりやすく印刷した紙を貼っていきました。

紙が貼ってあるのがそれです。

最初は養生テープで貼っていたのですが、断熱材に残った露と風のせいで剥がれてしまったために、気密テープで貼り直しました。

実際に、基礎下断熱材を貼ってみての感想

実際に施工してみた感想を、備忘録として残したいと思います。

施工について

実際に基礎下断熱材を貼ってみての感想ですが、なかなか難しいところがあります。

特に、地中梁のように複雑な形になると、どうしても捨てコンと断熱材の間に隙間ができてしまうところがありました。

基礎と地面が密着しないことになるので、もう少し工夫が必要ですね。

防湿シートについて

防湿シートを捨てコンの上に施工することを考えましたが、普通に砕石の上でやれば良かったです。

捨てコンの上の方がキレイに貼れるかと思ったのですが、それ程差はないですね。

逆に、なんとなく収まりが悪いような感じがしました。

貼る範囲について

貼る範囲は、柱芯から455入ったところから貼り始めると収まりが良いです。

今回、材料を柱芯で計算して取ったので、結構な枚数が残ってしまいました。

この辺りも、図面(理想)と工事現場(現実)との差が出てしまったところです。

それでも、実際にやってみることが大切です。

学びの多い現場になっています。

色々とありましたが、やって良かったかなと思っています。

後で施工はできませんから。

宇都宮市若草 自邸 基礎の枠と配筋の一部が行われました!

西村邸の家づくり

前回の工事とそれほど変わっていないように見えますが、大きな進化がありました。

それは、型枠が施行されたことです。

コンクリート型枠

前回打った捨てコンの周りに型枠がつくられました。

型枠とは、コンクリートの形を作るための枠になります。

枠の周りにある金属の棒は、コンクリートの重さで枠がずれないようにするために付けています。

一部をカット

下の写真を見てお分かりになるでしょうか。
真ん中あたり一部分の鉄筋が無くなっています。

この部分は、基礎の立ち上がりが無い部分です。

一般的にはこの部分は内側に入ることが多いのですが、今回は床の部分全面にコンクリートを打つことにしました。

理由は、後で増築をしやすくするためです。

深基礎

この写真を見ると、型枠の一部が下がっているのがお分かりになるかと思います。

この部分は深基礎と言って、一般の基礎部分よりも低くなります。

地盤の高さは一定ではありません。

今回も、駐車場に比べて60cm程お家を高い位置に作ります。

そのような時に、このような深基礎が必要になるのです。

鉄筋の下には、鉄筋が下のコンクリート(捨てコン)にくっつかないようにするためのスペーサーを入れています。

通常は、一般的な6cmが多いのですが今回は7cmで作りました。

この高さは重要です。
と言うのも、地面の下に入りますので鉄筋が地面にある水で錆びないようにしているためです。

地面の水分からコンクリートが鉄筋を守っているのです。

ちなみに、土に接する部分が6cm以上、それ以外の部分が4cm以上は必要です。

まずは、ぐるっと周りを囲んでいます。

この若草 自邸ですが、4月頃に見学会を開催するかもしれません。

工事中の見学会になります。

詳しく決まりましたら、こちらでもお伝えします。

ぜひ、ご参加ください!

東北への旅 最後は「みやぎ東日本大震災津波伝承館」へ

応援活動とお願い

今回で、東北への旅のブログも終わりです。
思ったよりも回数が多くなりました。

最後に伺ったのは「みやぎ東日本大震災津波伝承館」。
石巻の沿岸部にあります。

みやぎ東日本大震災津波伝承館

石巻でも被害の大きかった場所にあるのが「みやぎ東日本大震災津波伝承館」です。

写真の、左にあるのが「みやぎ東日本大震災津波伝承館」
右奥にあるのは、建築などに利用する合板の工場です。

ここには以前も行ったのですが、駐車場がよくわからず閉館の時間になってしまった苦い思い出があります。

リベンジということで、スムーズに行くかと思ったのですがやはりわかりにくい。
行かれる時には駐車場の位置と、そこからみやぎ東日本大震災津波伝承館までのコースを確認しておきましょう。

と言うのも、駐車場からみやぎ東日本大震災津波伝承館までもわかりにくいのです。

でも、建物はカッコいいですよ!

この建物、屋根の一番高いところが津波の高さになっています。
扉の横に小さな人が写っているのがわかりますね。

こちらの展示は、意外とあっさりしています。

みやぎ東日本大震災津波伝承館では、こちらのようなパネル展示が多いです。

この写真を見ると、石巻の被害がわかります。
震災前と、震災後の写真です。
黒丸と現在地と書いてあるのがお分かりになりますでしょうか。
写真の真ん中辺りです。

みやぎ東日本大震災津波伝承館の近くには「石巻市震災遺構 門脇小学校」が有ります。

震災の直接の被害はそれほどでもなかったのですが、火事で燃えてしまいました。
2011年の紅白では、長渕剛が校庭で歌った学校です。

そちらには、仮設住宅も展示してあり、実際に学校に入ってみる事もできます。

石巻市震災遺構 門脇小学校があるので、こちらの展示はスッキリとさせたのでしょう。

石巻で美味しい牛タン!

石巻で食事をしました。

お店は「牛たん炭焼 利久 石巻山下店」です!

今回は、厚手の牛タンをいただきました。

最近、宇都宮や東京で牛タンを食べても、イマイチなことが多かったのですが、さすが宮城の牛タン!
美味しかったですよ!

今までは、こちらで鯨の刺身も一緒に食べていたのですが、今は取り扱いをやめてしまっているようでした。
楽しみだったのですが。

最近では、鯨も獲れなくなっていると言っていましたから仕方ないのでしょうか。

それにしても、ここの牛タンは美味しかったです!

帰りには、会社へのお土産に「アンジェリーナあけぼの店」でお菓子を買いました。

アンジェリーナあけぼの店の隣にあるイトーヨーカドーでは、帰りの車中で飲み食いするための食料を買い込みます。
眠くなった時に、何か飲んだり食べたりすると良いんですよね。

走行距離は、799.3km!

今回、1日で走った距離は799.3Kmでした。

思ったよりも走っていませんね。

毎回プレゼント以外ほとんどノープランで行くのですが、今回も充実した旅になりました。

さて、来年はどうしましょう!

と言うわけで、今年のブログはこれで最後になります。

この1年間で40,653人の方にお越しいただきました。

ありがとうございます。

来年も、あなたのお役に立てるようなブロブにしていきます。

よろしくお願いします。

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